出版社内容情報
ゲノム編集の登場により,バイオサイエンスや医薬開発研究に革命が起きている.本書では,ゲノム編集とその医療応用における最新の動向を紹介し,未来展望を語る.
イントロダクション
1章 ゲノム編集の医療応用
Part? ゲノム編集技術の利用
2章 総論:ゲノム編集
3章 ゲノムの光操作技術の創出
4章 塩基変換反応によるゲノム編集
5章 エピゲノム編集技術
6章 ゲノム編集技術の応用:enChIP法とその創薬への応用
7章 生細胞内の特定ゲノム領域のライブイメージング技術
8章 生体内におけるゲノム編集
Part? 疾患モデル動物
9章 疾患モデルマウス,ラット
10章 ゲノム編集による単一遺伝子疾患モデルブタの開発
11章 ゲノム編集による疾患モデルマーモセット
Part? 疾患治療
12章 ゲノム編集によるデュシェンヌ型筋ジストロフィーの治療戦略
13章 CRISPR-Cas技術を用いたB型肝炎根治を目指す新規治療法
14章 ゲノム編集と疾患特異的iPS細胞を用いたダウン症候群の病態解明
15章 神経変性疾患におけるゲノム編集技術とその医療応用
16章 拡張型心筋症におけるゲノム編集治療
17章 CAR-T遺伝子治療へのゲノム編集技術の応用
Part? 産学連携
18章 CRISPRの医療応用の最前線
19章 新規ゲノム編集ツール
Part? 倫理と課題
20章 ゲノム編集の臨床応用に向けての課題
21章 ゲノム編集医療の倫理的課題
真下 知士[マシモ トモジ]
編集
金田 安史[カネダ ヤスフミ]
編集
目次
イントロダクション(ゲノム編集の医療応用)
1 ゲノム編集技術の利用(総論:ゲノム編集;ゲノムの光操作技術の創出 ほか)
2 疾患モデル動物(疾患モデルマウス、ラット;ゲノム編集による単一遺伝子疾患モデルブタの開発 ほか)
3 疾患治療(ゲノム編集によるデュシェンヌ型筋ジストロフィーの治療戦略;CRISPR‐Cas技術を用いたB型肝炎根治を目指す新規治療法 ほか)
4 産学連携(CRISPRの医療応用の最前線;新規ゲノム編集ツール)
5 倫理と課題(ゲノム編集の臨床応用に向けての課題;ゲノム編集医療の倫理的課題)
著者等紹介
真下知士[マシモトモジ]
1971年京都府生まれ。2000年京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。大阪大学大学院医学系研究科附属動物実験施設准教授、同研究科附属共同研ゲノム編集センターセンター長。博士(人間環境学)。おもな研究テーマは、ゲノム編集基盤技術の確立、ヒト疾患モデル(マウス、ラット等)の作製、ヒト遺伝子や細胞を導入したヒト化動物の開発など
金田安史[カネダヤスフミ]
1954年奈良県生まれ。1984年大阪大学医学部大学院医学研究科博士課程修了。大阪大学大学院医学系研究科ゲノム生物学講座教授。医学博士。おもな研究テーマは、腫瘍治療学、遺伝子発現制御機構(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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