出版社内容情報
「社会・環境と健康」「衛生学」「公衆衛生学」を学ぶ人のための半期用の教科書.まず疾病対策として発展してきた衛生学の生い立ちを振り返り,今後求められる健康な環境をつくることを考える.次に環境生理心理学的基礎から,安全・健康問題とその対応策について学ぶ.続く各論では具体的な生活場面を取り上げながら,現代の問題,法的規制,対応策についても考える.
1.衛生学への誘い
2.個人の集まり、集団から見いだす
3.疫学の方法論
4.人口統計、患者調査からみたわが国の状況
5.統計は集団を語る―人口統計を使った調査・研究の勧め―
6.環境適応能力について
7.環境生理心理学の基礎
8.放射線・電磁波と健康
9.住環境、生活の環境と安全・健康
10.休息としての睡眠環境
11.働く環境、労働安全衛生
12.学校体育・スポーツ現場の環境、安全と健康
13.運動・スポーツの環境、安全と健康
14.人間工学からの健康環境づくり
15.心を考慮した環境づくりと個人技術
16.加齢を考慮した環境づくり
目次
衛生学への誘い
個人の集まり、集団から見いだす
疫学の方法論
人口統計、患者調査から見た健康実態
人口統計を使った調査・研究の勧め
環境条件にあわせる力:環境適応能
環境生理心理学の基礎:温熱環境に対する生理・心理的反応
放射線、電磁波と健康
住環境、生活環境と安全・健康
休息としての睡眠環境
働く環境、安全衛生
学校体育・スポーツ活動の環境と安全
運動・スポーツの環境、安全と健康
人間工学からの健康環境づくり
心を考慮した環境づくりと個人技術
加齢を考慮した環境づくり
著者等紹介
近藤雄二[コンドウユウジ]
北里大学衛生学部卒業。現在、天理大学体育学部体育学科教授。専門は社会医学、労働衛生学、労働科学、産業保健人間工学。博士(医学)奈良県立医科大学
奥野久美子[オクノクミコ]
筑波大学大学院体育研究科修士課程修了。現在、神戸常磐大学保健科学部看護学科准教授。専門は公衆衛生看護学。修士(保健学)
久保博子[クボヒロコ]
奈良女子大学大学院人間文化研究科修了。現在、奈良女子大学生活環境学部心身健康学科教授。専門は住環境工学、人間工学。博士(学術)、奈良女子大学
坂手誠治[サカテセイジ]
滋賀県立大学大学院博士後期課程修了。現在、相模女子大学栄養科学部管理栄養学科准教授。専門は労働衛生、健康教育、運動生理。博士(学術)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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