DOJIN選書<br> 日本に現れたオーロラの謎―時空を超えて読み解く「赤気」の記録

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日本に現れたオーロラの謎―時空を超えて読み解く「赤気」の記録

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  • サイズ B6判/ページ数 175p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784759816877
  • NDC分類 451.75
  • Cコード C0344

内容説明

太陽黒点の爆発により磁気嵐に見舞われる地球。その様子を私たちはオーロラとして目にしているが、磁気嵐の規模が大きくなるほど、現代文明に深刻なダメージを与えかねない。歴史上、そんな巨大磁気嵐が実際に発生していたのだとしたら。京都でもオーロラが観測される規模の磁気嵐があったとしたら。1度ならず何度も…。鎌倉時代の歌人、藤原定家が『明月記』に記した「赤気」の記録に導かれ、江戸時代、昭和、飛鳥時代へと続く、時空を超えたオーロラ探索の旅が始まる。

目次

第1章 『明月記』の赤気の謎(藤原定家と『明月記』;オーロラと磁気嵐 ほか)
第2章 『星解』に描かれたオーロラの謎(キャリントン・イベント;閃光と爆風 ほか)
第3章 タロ・ジロ・たけしと赤いオーロラの謎(巨大オーロラの絵画;扇形オーロラは普遍的か ほか)
第4章 『日本書紀』の赤気の謎(日本最古の天文記録は赤気;オーロラと神話 ほか)

著者等紹介

片岡龍峰[カタオカリュウホウ]
1976年、仙台市生まれ。2004年、東北大学大学院理学研究科博士課程修了。博士(理学)。情報通信研究機構、NASAゴダード宇宙飛行センター、名古屋大学太陽地球環境研究所で学術特別研究員、理化学研究所基礎科学特別研究員、東京工業大学理学研究流動機構特任助教を経て、国立極地研究所准教授。専門は、宇宙空間物理学。2015年、文部科学大臣表彰若手科学者賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちぃ

8
日本書記に赤気の記載あり。また、中国最古の地理書である、山海経にも、オーロラの記載はあるらしい。2022/11/12

ぽけっとももんが

5
告白いたしますが、巻頭の「オーロラが光るための三要素」の図解、これがごく基本であるとありましたがさっぱりわかりませんでした。地磁気とか太陽風とか見たことある単語が並んでいますが。でも、その初歩すらわからなくてもおもしろくて一気読み。鎌倉時代、江戸時代、日本にもオーロラが現れてそれを見た人たちが日記を書いたり絵を描いたりしていた。びっくりしたでしょうとも。この頃は磁気緯度が今より傾いていたので、日本でもオーロラが見えやすかったんですって。地味な装丁ですが、読み終わって眺めると雉の尾だなぁと感無量です。2021/02/10

ちぃ

3
一年半後に再読。ようやく内容を把握致しました。1958年の国際地球観測年にオーロラが北海道で観測できたことに驚きました。2022/05/18

ココアにんにく

3
えっ!日本にオーロラが!タイトルに惹かれて読みました。科学と古典の融合で書かれていて科学的に理解が及ばなくても興味が尽きません。1770年は北から南まで見られあの本居宣長も見てた!江戸の人の恐怖の反応の様子が浮かんできます。緯度の低い地域で見られる「扇形オーロラ」が古典と合致していた事に驚いた。オーロラの光る仕組みが神秘的です。酸素原子が受けた刺激を他にぶつける事が出来ず自ら光り出すなんて!黒点や磁気嵐は数年前にニュースになっていたので調べた記憶がある。動画リンクで的確な映像が見られたのも嬉しい 2021/03/01

中将(予備役)

1
古典に残る「赤気」の記録を探し、それがオーロラであると読み解いたプロジェクトのまとめ。一般の人を巻き込んだプロジェクトの途中から関心を持っていたので、興味深く読んだ。昭和期の新聞記事も載っていて、日本でオーロラが見えることは思ったよりも高頻度に感じた。2022/02/06

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