目次
ペチュニア、片眼のカモ、まるまるのネズミ
脳による、脳のための
睡眠物質
それから
奇妙な振る舞い
骨と皮と
眠気
管理的思考
居眠り運転
生活の時間
タイムトラベラー
お休みなさい
脳波
レム睡眠
それともレム覚醒?
心の中の映画
睡眠時間―長い、短い、足りない
慢性的な睡眠不足か?
夜中に聞こえる奇怪な音
乱れた心が眠りを妨げる
いびき、喘ぎ、びくつき
子どもの睡眠
我眠る、故に我あり
著者等紹介
ホーン,ジム[ホーン,ジム][Horne,Jim]
英国ラフバラ大学精神生理学教授、睡眠研究センター所長。睡眠に関するラジオやテレビ番組に多数出演し、新聞、科学雑誌にも定期的に寄稿を続ける
安藤喬志[アンドウタカシ]
1937年愛知県に生まれる。大阪大学大学院理学研究科博士課程修了。理学博士。現在、滋賀医科大学名誉教授。専門は有機化学、医化学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
白義
16
範囲が広大でユーモアがあるが抑制的な筆致が魅力な、睡眠学への導入書。多くのエピソードと実験で明らかになったわけでもないから睡眠に関する事実をほぼ全方位的に語りどこから読んでも興味が途切れない。睡眠とは身体ではなく、何より脳の大脳皮質を休ませる作業であり、睡眠不足になると身体より脳が先にやられていく。大脳皮質は創造的で柔軟性が発揮される認識、意思決定に深く関わるため、睡眠不足は大惨事の引き金になりやすいのだとか。あまり睡眠を特権化せず、新説にもあまり飛び付かない冷静さが高ポイント2014/06/09
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