内容説明
ニセ科学批判の名著、待望の新版。ホメオパシー、セラピューティック・タッチ、ファシリテイテッド・コミュニケーションなど、近ごろ話題の代替医療を新たに取り上げ、ニセ科学の正体を再びバッサリときる。
目次
ニセ科学の正体―妖精の写真は捏造だった
なぜニセ科学をあばくのか?―魔女裁判の悲劇
心霊術のだましのテクニック―あばかれたフォックス姉妹
予言は当たったか?―ノストラダムスの大予言
偽造されたUFOの物的証拠―ツングースカ事件の真実
異星人がやってきた?―ばかげたUFO誘拐事件
古代宇宙人飛来説のまやかし―デーニケンのつくり話
バミューダ・トライアングルの謎解き―第一九飛行中隊失踪事件
衝突する宇宙説の真相―聖書物語は本当だったのか?
なぜ代替医療は流行るのか?―ホメオパシー効果の実態
まだある代替医療の数々―セラピューティック・タッチから尿療法まで
集団ヒステリーが煽る恐怖―電磁波ががんを引き起こす?
現代ニセ科学の傾向と対策・その1―奇跡の治療と自閉症
現代ニセ科学の傾向と対策・その2―筆跡から性格がわかるか?
著者等紹介
ハインズ,テレンス[ハインズ,テレンス][Hines,Terence]
ペース大学心理学教授、ニューヨーク医科大学神経学兼任教授
井山弘幸[イヤマヒロユキ]
1955年静岡県生まれ。83年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。現在、新潟大学人文学部教授。専門は科学思想史、科学基礎論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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