出版社内容情報
1.まずは身近なところから考えよう
2.疑似科学とはいったいなんだろうか
3.科学の「系統的懐疑」につきあわない
4.科学的という「錯覚」
5.自己正当化する信念
6.血液型性格学という疑似科学
7.宏観異常現象による大地震の直前予知
8.心理学って疑似科学じゃないの?
9.通俗心理・脳・超心理学
10.疑似科学と私たちの社会
内容説明
現れては消える数々の疑似科学。私たちは、科学の仮面をかぶったニセ物をどう見きわめ、いかにつきあっていけばいいのだろう。本書では、疑似科学の問題点や科学と疑似科学をめぐる考え方を整理するだけではなく、疑似科学を信じてしまう傾向を、「ニセ物なのに信頼のおける科学だと思い込む誤信念」ととらえ、その核心に迫る。宏観異常現象による地震予知や血液型性格学をはじめとして、疑似科学に共通してあらわれる特性を鋭くついた決定的な入門書。
目次
第1章 まずは身近なところから考えよう
第2章 疑似科学とはいったいなんだろうか
第3章 疑似科学を特徴づけるもの
第4章 科学的という「錯覚」
第5章 心理学がとらえた疑似科学
第6章 血液型性格学という疑似科学
第7章 宏観異常現象による大地震の直前予知
第8章 心理学って疑似科学じゃないの?
第9章 身近にある「心理学」―通俗心理学
第10章 疑似科学とはなんだったのか
著者等紹介
菊池聡[キクチサトル]
1963年埼玉県生まれ。京都大学教育学部卒、京都大学大学院教育学研究科博士課程退学。現在、信州大学人文学部准教授。専門は認知心理学、文化情報論。疑似科学などに現れる人の思考の特徴を明らかにし、それを実践的な批判的思考力や情報表現力の向上につなげる研究に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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