出版社内容情報
まえがき
1.森と人の関係の変遷
2.森と水の科学
3.森と洪水、水害
4.森と渇水、水不足
5.森の環境サービス
6.森と木材生産
7.森とエネルギー
8.森の管理
おわりに これからの森と人の関係
参考文献
あとがき
内容説明
森は人にとってどのような存在なのか。洪水緩和、水資源かん養、自然エネルギー、生物多様性、二酸化炭素吸収、木材生産など、人にとって好都合な「恵み」だけを提供してくれるのだろうか。本書では森と人の関係を、科学的な知見に基づいて捉え、森は水を生み出すのか消費するのか、洪水と水害あるいは渇水と水不足に果たす役割、環境サービス、木材生産、エネルギー供給、そして森の管理の理想的なかたちを考察する。森のほんとうの姿を描き出した一書。
目次
第1章 森と人の関係の変遷
第2章 森と水の科学
第3章 森と洪水、水害
第4章 森と渇水、水不足
第5章 森の環境サービス
第6章 森と木材生産業
第7章 森とエネルギー
第8章 森の管理
著者等紹介
蔵治光一郎[クラジコウイチロウ]
1965年東京都生まれ。96年東京大学大学院農学生命科学研究科森林科学専攻博士課程修了。博士(農学)。現在、東京大学大学院農学生命科学研究科附属演習林生態水文学研究所長。専門は森林水文学、森・水と人間との関係。矢作川森の研究者グループ共同代表として「矢作川森の健康診断」運営に携わるなど、現場の課題解決に総合的な視点から取り組む市民活動実践者でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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