出版社内容情報
《内容》 健康な生活を送るために必要な基本知識を平易に解説した半期用の教科書.体のしくみとその働き,栄養,スポーツ,環境面からのアプローチをはじめとして,複雑な現代を生きるわれわれにとって,無視できない精神面の健康まで取り上げる.興味深いコラムも豊富に掲載.
《目次》
1章 体のしくみ(消化器系:食物の消化と吸収/肝臓:体内の化学工場/腎臓:体の浄化装置/心臓と血液系:血液の循環システム/脳の成り立ちとしくみ:生命活動の司令塔/自律神経系:内臓を支配する神経系/骨:カルシウムの貯蔵庫/内分泌:情報を伝える化学物質/生殖器官:種の保存/ 味覚器官:味のセンサー)
2章 体の働きとその調節(血圧の調節/体温の調節/食欲の調節/適応とホメオスタシス)
3章 体のリズムと健康(日周リズム/週内リズム/ 月周リズム/季節のリズム/90分リズム/内分泌・代謝リズム/消化管機能の日周リズム/交代制勤務と海外旅行)
コラム 受験生が注意したい生活リズム/ノンレム睡眠とレム睡眠/なぜ「春眠暁を覚えず」か?
4章 栄養と健康(病気の種類も食生活とともに変化する/栄養素の働き)
コラム 脂肪となかよくつき合う健康法/香辛料の隠し技/卵を食べても血中コレステロールが増加しないのはなぜ?/中高生に多い,左手にペットボトル,右手に菓子パン/米と大豆のタンパク質
5章 スポーツと健康(スポーツによる健康とは/スポーツと食事/スポーツによる休養/運動による栄養状態の改善)
コラム 朝食をおろそかにして競技力の向上はなし/スポーツ栄養のポイント
6章 環境と栄養(太陽紫外線と健康/内分泌攪乱化学物質(環境ホルモン)と健康/食中毒と健康)
コラム サンスクリーン剤のSPF値とPA/「刺身にワサビ」は先人の知恵
7章 心の病と健康(心の病はなぜ起こるか/心身症/神経症/うつ病/神経性食欲不振症(拒食症))
コラム 新入学生の五月病,新社会人の六月病
目次
1章 体のしくみ
2章 体の働きとその調節
3章 体のリズムと健康
4章 食事と健康
5章 スポーツと健康
6章 環境と健康
7章 心の病と健康
著者等紹介
嶋津孝[シマズタカシ]
1957年大阪大学医学部医学科卒業。現在、広島女学院大学生活科学部教授、愛媛大学医学部名誉教授。医学博士
加藤秀夫[カトウヒデオ]
1977年大阪大学大学院医学研究科修了。現在、県立広島女子大学生活科学部教授。医学博士
増山悦子[マスヤマエツコ]
1973年広島女子大学家政学部卒業。現在、県立広島女子大学生活科学部助手。博士(学術)
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