出版社内容情報
《内容》 本書は，進歩の著しいマススペクトロメトリー（MS）の生体高分子解析への基礎およびゲノム解析・プロテオーム解析への応用領域を紹介．すでにMSを利用している研究者から，これからその利用法を学びたいと考えている方がたまで役に立つ．
《目次》
Part1 生体高分子解析のためのマススペクトロメトリー
1章 MSの基礎
2章 MALDI-TOF-MS
3章 ESI-MS
4章 SELDI-TOF-MS
5章 CSI-MS
6章 MS/MS
Part2 ゲノム解析にMSを応用する
1章 DNA解析のための基礎
2章 遺伝子診断，SNP解析への応用
Part3 プロテオーム解析にMSを応用する
1章 プロテオーム解析のための基礎
2章 タンパク質の同定
3章 ICAT試薬技術によるタンパク質の発現比較
4章 リン酸化タンパク質の解析
5章 タンパク質の高次構造および相互作用部位の解析
6章 臨床検査医学への応用
7章 酸化ストレスプロテオーム解析
8章 グルタチオン化ヘモグロビン
9章 SELDI-TOF-MSによる腫瘍マーカー探索とがん診断の試み
10章 ペプチドーム解析
11章 メタボローム解析
用語解説
索引
内容説明
本書は３部構成になっており、生体高分子解析のためのＭＳ、ゲノム解析への応用、プロテオーム解析への応用について詳しく説明している。各章ではそれぞれの専門家たちが、最新の情報を盛り込みながらＭＳの使い方のポイントをわかりやすく解説している。さらに初学者の理解を助けるために、巻末にはＭＳに関する用語集を設けた。
目次
１ 生体高分子解析のためのマススペクトロメトリー（ＭＳの基礎；ＭＡＬＤＩ‐ＴＯＦ‐ＭＳ；ＥＳＩ‐ＭＳ ほか）
２ ゲノム解析にＭＳを応用する（ＤＮＡ解析のための基礎；遺伝子診断、ＳＮＰ解析への応用）
３ プロテオーム解析にＭＳを応用する（プロテオーム解析のための基礎；タンパク質の同定；ＩＣＡＴ試薬技術によるタンパク質の発現比較 ほか）
著者等紹介
丹羽利充［ニワトシミツ］
愛知県生まれ。名古屋大学医学部卒業。現在、名古屋大学医学部附属病院予防医療部助教授。専門、予防医療。医学博士
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