出版社内容情報
《内容》 ヒトに近い哺乳動物の発生現象にアプローチ,マウスの受精から誕生までの過程で,分子レベルの解析が進んでいる器官形成期までの初期発生に焦点を絞り,発生学の教科書的知識がなくともいちばん興味深いところを理解しうるようにビビッドに描く. 《目次》 【主要目次】 1.今どうしてマウスの発生研究なのか(研究の流れ/他) 2.受精の機構(配遇子の接着/他) 3.初期胚の形態変化(着床前の初期発生/他) 4.初期胚の分化と遺伝子発現(未分化細胞での発現/他) 5.体の形成と遺伝子のカスケード(細胞の分化を支配する遺伝子/他) 終章:遺伝子の改変と今後の展望(遺伝子ターゲティング/他)