共に生きる知恵―微生物・人間・情報ネットそれぞれの世界で

共に生きる知恵―微生物・人間・情報ネットそれぞれの世界で

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  • サイズ B6判/ページ数 112p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784759803488
  • NDC分類 465
  • Cコード C1040

内容説明

数と多様性の微生物、共生と協働の人間、情報ネットの世界から混沌の21世紀を豊かに生きるヒントがいろいろ見えてくる。

目次

第1章 共に生きる微生物(歴史を変えた微生物;微生物研究の始まり;微生物の分類と命名;微生物の働き;ヒトの常在菌;これからの微生物学)
第2章 人は共同繁殖(ヒトと他の生き物の違い;ヒトは大繁栄;共同繁殖で繁栄しているヒト以外の生き物;ヒトの共同作業;ヒトが共同作業できる理由;大きな脳をもつようになったヒト;子供と老人の出現;長寿はヒトだけに許されている;あばあさん仮説;人間は三世代共同繁殖、協働社会)
第3章 情報ネットが作る新しい知(大量の情報を一枚の図で表す;グーグル、ヤフーの落とし穴;全体像を視覚化して観る;概念検索;ひとつの情報を五百万次元のベクトルで表す;コンピューターの助けを借りて膨大な特許情報を俯瞰する;研究開発の質を見る;特許オークション;M&Aの技術評価;知りたい情報を見いだす二次元表示;最後は人の判断)
第4章 三十八億年の蓄積に敵うわけがない(カノニカルマイルストーン;人間の脳は大きい;悪意を見破るには;闘わない戦略はあるか;三十八億年の蓄積にいは適わない)

著者等紹介

大島泰郎[オオシマタイロウ]
東京工業大学名誉教授、共和化工株式会社環境微生物学研究所所長。1963年東京大学大学院生物化学専攻博士課程修了。理学博士。その後、東京大学助手、NASA博士研究員、三菱化成生命科学研究所を経て、1983年より東京工業大学教授、生命理工学部長などを併任。1995年東京薬科大学教授、翌年より生命科学部長。2005年より現職。専門分野は、好熱菌、好熱性古細菌を利用したタンパク質工学、進化生化学の研究。日本生化学会会頭、日本蛋白質科学会会長

長谷川眞理子[ハセガワマリコ]
総合研究大学院大学先導科学研究科生命共生体進化学専攻教授。1978年東京大学大学院理学系研究科人類学専攻博士課程入学。1979年から1981年国際協力事業団派遣専門家、タンザニア共和国天然資源観光省野生動物局勤務。1983年東京大学大学院理学系研究科人類学専攻博士課程単位取得退学、東京大学理学部助手。1986年理学博士。1990年専修大学法学部助教授。その間イェール大学人類学部客員準教授。1996年専修大学法学部教授

中村達生[ナカムラタツオ]
株式会社創知代表取締役CEO。1991年早稲田大学大学院理工学研究科機械工学分野修了。工学博士。1991年株式会社三菱総合研究所入社。1994年東京大学工学部助手。1997年三菱総合研究所復職。企業や国の研究開発戦略の策定支援、評価コンサルティング業務、特許裁判等向け支援業務に携わる。2006年に株式会社創知を起業し、独自開発の情報俯瞰解析手法を用いて企業のM&A戦略、研究開発・知財戦略コンサルティング業務を手がけ、知財情報ASPサービス提供事業を国内外で展開している

唐津治夢[カラツオサム]
(財)武田計測先端知財団理事、SRIインターナショナル日本代表。1975年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了、工学博士。同年日本電信電話公社電気通信研究所入所。通信、コンピュータ、半導体、CADソフトウェア関連の技術開発とマネジメントに従事。1997年株式会社国際電気通信基礎技術研究所(ATR)取締役企画部長。2000年SRIインターナショナル日本代表。IEC(国際電気技術標準化機関)設計自動化部門委員長、文部科学省大学設置審議会委員、などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

rena

1
手に取りやすく、見た目より読みやすいの でこのシリーズを再読中。2015/12/10

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