内容説明
落語家の家に嫁して、事件のない日なし。苦しくもあり、おかしくもあり。生きていることは、素晴らしく、楽しい。数えの八十八。余生、何が起きるか?乞う、ご期待!
目次
はじめに 私は姑のお蔭で強くなれたし、噺家のおかみさんの立場や行いを学びました。
第1章 起き上がりこぼし、転んで起きる。私は、起き上がりこぼし。
第2章 三代目金馬師匠に拾われて、噺家のおかみさんになる。
第3章 三代目金馬師匠のおかみさんに手をとられて。上根岸に、歩いて嫁入り。
第4章 孫は子より、いでて、その愛、子に勝る。
第5章 まだまだ、生きていたい。病気になっても、病人になるな。
第6章 今日を、楽しく生きたい。折角の人生、“がんばってよかった”で終わらせたい。
おわりに 長女が小学一年生になったのを機に、「家って、おもしろいねえ」と夫が言い出した。
著者等紹介
海老名香葉子[エビナカヨコ]
1933年10月6日、東京に生まれる。87歳。エッセイスト、絵本作家、作家。株式会社ねぎし事務所代表取締役。初代林家三平の妻として、夫の死後、一門の中心として活動する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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