出版社内容情報
70歳をいかに準備万端で迎えるのか、平均15年間の余生をいかに充実して過ごすのか。著者の実体験をもとにした次世代へのヒント。 定年後の過ごしかたの常套句「晴耕雨読の生活」は、もう、現実感のあるものではなくなったのかもしれません。耕す土地も持ってはおらず、読書しようにも、図書館は行き場をなくした老人だらけなのです。おまけに家にも居場所はない。
40代から、定年後をどのように過ごすか綿密に計画を立て、実行してきた著者ですら、第2の定年である65歳を迎えたときには、自らの居場所をどう確保するか頭を悩ませました。
用意周到に生きてきた著者ですら戸惑いを覚えるのですから、何も計画を立ててこなかった人は、途方に暮れてしまうかもしれません。
では、悠々自適の生活において、社会に自らの居場所を確保するためには、どのような準備が必要とされるのでしょうか?
定年後の働き場所をどう確保するのか、家族関係をどのようにして再構築していくべきか、海外の高齢者たちは、いかにして居場所を確保しているのか。
70歳をいかに準備万端で迎えるのか、そして、平均15年間の長い余生をいかに充実して過ごすのか。著者の実体験をもとにした次世代へのヒントを、定年後の人生設計に役立てていただければと思っています。
布施 克彦[フセ カツヒコ]
著・文・その他
内容説明
居場所はどう見つける?できるだけ長く働くには?家族との関係はどうする?海外の高齢者たちはどう過ごしている?人生後半を迎えるみなさんへ。
目次
第1章 居場所を求めてさまよう高齢者たち
第2章 定年後もできるだけ長く働こう
第3章 長く働くための準備
第4章 家族関係のリセット
第5章 海外の高齢者の居場所
第6章 70歳にして不惑
著者等紹介
布施克彦[フセカツヒコ]
1947年東京生まれ。一橋大学商学部卒業後、総合商社勤務、主に鉄鋼貿易業務に従事。その間、ナイジェリア、ポルトガル、アメリカ、インドに計15年勤務。99年退社後、2003年より著述業、NPO活動など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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