内容説明
二〇一八年七月、世界秩序の大変動が起きた―。米中間の貿易戦争の激化、米露協調時代の幕開け、北優位で進行する朝鮮半島統一、内部分裂が進むEU。激変する世界情勢のなか、日本は光明を見出すことができるのか。宮崎・藤井氏が豊富な独自情報と鋭い分析眼で鋭く切り込む!
目次
第1章 朝鮮半島情勢の行方
第2章 トランプ政権と日米関係
第3章 トランプ政権をめぐる国際関係
第4章 習近平の独裁体制
第5章 日露関係と欧州情勢の行方
第6章 エネルギーをめぐる攻防
著者等紹介
宮崎正弘[ミヤザキマサヒロ]
1946年生まれ。82年、『もうひとつの資源戦争』で論壇に。中国問題をはじめ、世界情勢の深部に斬り込み分析するレポートに定評がある
藤井厳喜[フジイゲンキ]
1952年東京生まれ。トランプ大統領誕生を予測した国際政治学者。(株)ケンブリッジ・フォーキャスト・グループ・オブ・ジャパン代表取締役。呉竹会アジアフォーラム代表幹事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Honey
7
ホットな国際動静解説。 お二人の共通する意見とちょっと違った意見、 それぞれの視点が興味深い。2018/09/13
トラ
5
多角的な視点から様々なことを知ることができました。ロシアゲート問題を掘り下げれば掘り下げるほど、ヒラリー氏に痛手になるかもしれないと思いました。ただ、対談本であるためか内容的にはそこまで深くはなかった気もするので、そこは他の本で補完になるかもしれません。2018/10/15
乱読家 護る会支持!
3
日本視点での肝心な事が書いていない能天気な本。憲法を改正して日本が自衛権の発動が出来る国家になることが必要です。 米朝首脳会議で、アメリカはアメリカ本土に届く北朝鮮の長距離核ミサイルは止めれそうだか、日本に届く中距離核ミサイルは止める意志がない事は明確になったはす。2019/02/22
かぎまるこ
1
藤井厳喜さんが、日頃仰っている事です。虎ノ門ニュースでは付いていくのが、やっとなので、こうしてじっくり読むことで、頭の整理が出来ました。二人の共著なので、理解が更に深まります。2018/10/13