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出版社内容情報
過激な見出し「オペラはアホクサイ」「小林幸子と美川憲一のルーツは、バロック・オペラだ」など続々並ぶ異色のオペラ解説。オペラは難しいとする従来の教養主義を否定し、わかりやすい映像から親しんでいく、楽しいオペラ入門書です。
おかしく楽しくクラシックを手ほどきし、関連本としては破格の売り上げを見せた、玉木正之の『クラシック道場入門』。シリーズ第2弾のテーマは、日本ではイマイチ、ブームになりきれない「オペラ」。今回も、玉木節はとどまるところを知らない。「オペラはアホクサイ」「三大テノールはエリック・クラプトンと同じである」「小林幸子と美川憲一のルーツはバロック・オペラだ」などなど、過激な見出しがガンガン並ぶ。オペラは難しい、オペラは高尚なものであるとする従来の薀蓄本に真っ向から挑戦し、LDやDVDなどのビジュアルから、やさしくオペラを語っていく。オペラは楽しくて身近なもの、と実感できる格好のオペラ入門!
内容説明
「オペラはアホクサイ」「三大テノールはエリック・クラプトンと同じである」「小林幸子と美川憲一のルーツはバロック・オペラだ」―過激な主張がゾクゾク並ぶ異色のオペラ入門。オペラは高級なもの、難解なもの、という、くだらない先入観は捨てるべし!まずはLDやDVDなどの映像ソフトからオペラに親しんでいこう。オペラの「敷居を低くする」異色の入門書。
目次
序曲 少しばかり長いまえがき(オペラはクラシック音楽ではない!;オペラは十八歳未満禁止の世界?)
第1幕 オペラは俗物大衆文化である(オペラはクサイ;オペラはアホクサイ ほか)
第2幕 リヒャルト・シュトラウスとプッチーニの音楽を楽しむ(宝塚より艶やかな『ばらの騎士』は大人の魅力;カンツォーネより美しいメロディの『ラ・ボエーム』)
第3幕 ワーグナー、ヴェルディ、モーツァルトの世界を楽しむ(『ニーベルングの指環』は『スター・ウォーズ』の世界;『オテッロ』はシェークスピアの『オセロ』よりオモシロイ ほか)
アフター・ステージ 短いあとがき