内容説明
われわれ日本人は、この世の向こう側に「あの世」の存在を信じながら、生きているような気がしてなりません―。現役医師として接した具体的なエピソードを豊富に紹介しながら、安らかに臨終を迎える心構えを説きます。
目次
第1章 人はみな天国を信じて生きている
第2章 あの世へは、手ぶらでは行けない
第3章 死者のつぶやき―あの世に行って初めて知った人生の教訓
第4章 酒飲みに厳しくなった閻魔庁の裁き
第5章 地獄に落ちる人がすぐわかる九つの大罪と救済
第6章 臨終に至る前からわかる地獄に落ちる人、落ちない人
第7章 あの世のロマンス―鬼の目にも涙
第8章 幸せに天国に召されるためにしておくべきこと
著者等紹介
志賀貢[シガミツグ]
北海道出身。医学博士。昭和大学医学部大学院博士課程卒。現在も臨床医としての診療の傍ら、著作活動を続ける。また、美空ひばり「美幌峠」「恋港」などの作詞も手掛け、北海道の屈舎路湖畔を望む美幌峠には歌碑が建立されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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akiᵕ̈
3
昨今でも、お葬式やお墓に対しての本当の意味が薄れてきている気がしてるけど、これからの時代もっと深刻になっていく気がします。確かに色々と大変な思いをするのは、残された人たち(身内)。終活は必須になるんじゃないかな。今、キチンと自分で働いて稼いだお金じゃないお金で生活している人たちの(この本の中ではヒモ、燕で表現されてますが)地獄に落ちない為の対処法が、なるほど〜とおもしろい。2018/02/07
Ryoko
1
タイトルに惹かれて読んだけど、「臨終医だから~」という言葉に騙された。臨終医から見た特別な話というのは、ほぼない。生きてる間に悪事ばかり働いていた男が癌になり残り少ない時間を過ごす病院に怨みを持つ女が現れじわじわ復讐する話は興味深かったけど。閻魔大王の裁きの話が出てきたり創作話がほとんど。宗教本でしょうか? かなりガッカリ。2018/05/17