内容説明
姑の介護、夫の死、70代にして初めての一人暮らし…そそっかしくて男勝り、いろいろあるけど、それもまた人生。今だからこそ絞り出すシニア世代の等身大エッセイ!
目次
1章 初めての一人暮らしを生きる
2章 優しかったあなた、どうぞ安らかに!
3章 母の言葉に背中を押されて結婚
4章 いつまでも連れ添う夫婦であるために
5章 働く女性たちが世の中を変えていく
6章 永六輔さんの思い出
7章 姑の看護から見えたこと
第8章 過ぎていく日々に思うこと
著者等紹介
広瀬久美子[ヒロセクミコ]
千葉県生まれ。早稲田大学文学部国文科卒業後、NHKに入局、アナウンス室に配属される。数多くの番組を担当。同時に文部省、経済企画庁、総務庁の審議委員を歴任。2000年8月、NHKを“卒業”。現在はフリーアナウンサーとして、講演、執筆、テレビ、ラジオへの出演など幅広く活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Smileえっちゃん
50
元NHKのアナウンサーの広瀬さん。数多くの番組に出ておられたのに、あまり見ていなかった。大ベストセラー「女の器量はことばしだい」は有名ですね。読んでみたら結構さっぱりした方ですね。軽く読めました。今を精一杯生きること。周りに迷惑をかけないよう、元気なうちに処理し、後は孤独死でも構わないと…死後離婚とは正式には婚族関係終了届。そんななのがあるとは知らなかった。2020/11/07
Kei
21
自分の意思で生まれてきたわけではないけれど、すべて自分の意思で生きてきた。その最期を人の手にゆだねることだけはしたくない。自分の死は、自分で決定させてほしいと思っている。いえ、自殺ということではなく。さて、娘やまわりに迷惑かけないで、一人で静かに死んでいくにはどうしたらいいのだろうか?著者の真っ直ぐで強い生き方でも、どうしようもできませんね。よりよい見本になっていただきたいです。 2017/10/03
ちーこ
2
男女雇用均等法の前、子育て支援のなかった時代、ずっと仕事を続けてきた先輩方には、リスペクト。広瀬さん、竹を割ったような、パワフルの人。2017/04/25
ナカ
0
考え方の柔軟な所にスカッとする。2017/11/17