内容説明
なにごとも自己中心的にしか受けとめられず、行動できない自分の泥、人間の泥。泥が深いほど、仏さまとの御縁も深い。泥に気づけば、生き方は変わる。
目次
授かった配役をどう勤めるか―アメリカにて
真理は一つ。切り口の違いで争わぬ―フランスにて
私のモノサシ、都合を持ち出さない―ベルギー・イタリアにて
姿を調えれば、心が調う―イタリアにて
利他行へ大欲張りになろう―インドにて
人の尊卑は行為による―タイにて
人生は師を求めて歩く旅―中国にて
著者等紹介
青山俊董[アオヤマシュンドウ]
昭和8年、愛知県生まれ。5歳で長野県塩尻市の曹洞宗無量寺に入門。15歳で得度して愛知専門尼僧堂にて修行。その後、駒澤大学仏教学部・同大学院修了ののち、曹洞宗教化研修所を経て、昭和39年より愛知専門尼僧堂に勤務。昭和51年より堂長、59年より特別尼僧堂堂長および正法寺住職、無量寺住職(現在は東堂)を兼ねる。曹洞禅の尼僧堂堂長として後進の育成はもとより、参禅指導、講演、執筆等で幅広く活躍のほか、茶道・華道(教授)を通して、一般の人々へのわかりやすい禅の普及に努めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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