出版社内容情報
その美しさからウミウシと見間違いやすく、きれいだけど名前がわからない存在、ヒラムシ。日本で見られるヒラムシの日本初の図鑑。
ヒラムシは、パッと見にはウミウシに似ていますが、系統的にもかけ離れた生き物です。しかし日本でもかなり多くの種が棲息しています。しかし本としてはまとまったものは今まではありませんでした。
ここ数年、ウミウシ人気とともに、この「小さいけれども美しい生き物」に興味がもたれはじめています。
ダイバーにとってヒラムシは、「その美しい姿からウミウシと見間違うことが多く、撮影はしてしまうが、きれいだけど名前がわからない」「名前が知りたい。同定できる本がほしい」という存在です。
ここ数年で撮影された写真がFacebookやネットなどでのUPが増え始め、どんどん美しい種が発見されています。
同定できる資料本として、さらに今までに見たことのない美しさに惹かれるウミウシファンにとっても、本書は見応えのある書籍といえます。
日本で見られる200~250種程度のヒラムシの特徴や生態、生息分布などを紹介。同定の決め手となるポイントをすべてイラストで解説。ウミウシを筆頭にそっくりに似せる擬態ぶりを比較して掲載したり、ヒラムシを美しく撮影するテクニックや、ヒラムシを上手に探すコツなども取り入れ、実践でも使える書籍です。
【著者紹介】
小野 篤司:福島県いわき市出身。上智大卒。現在は座間味島でダイビングガイド業を営む。『ウミウシ』(誠文堂新光社)ほか、『ウミウシガイドブック』『沖縄のウミウシ』など著者多数あり。 ヒラムシにおいては第一人者。
内容説明
日本で初めてのヒラムシが同定できる図鑑!ウミウシファンも必見の「ヒラムシ」の美しさを、大きくビジュアルで紹介。日本で見られる200余種のヒラムシの特徴や生態、生息分布などを紹介。同定の決め手となるポイントをすべてイラストで解説。ウミウシを筆頭にそっくりに似せる擬態ぶりを徹底比較。ヒラムシを美しく撮影するテクニック。
目次
無吸盤亜目(カリオヒラムシ科;カリオヒラムシ属;ディスコスチロクス属;オビヒラムシ科 ほか)
吸盤亜目(エウリレプタ科;アスキディオフィラ属;キクロポルス属;マルチグレラ属 ほか)
著者等紹介
小野篤司[オノアツシ]
1956年生まれ。福島県いわき市出身。上智大卒。伊豆海洋公園・(株)益田海洋プロダクションにて水中撮影、標本作成、図鑑制作に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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himawari
新平
四不人
Tatsuhito Matsuzaki
四不人