インテリジェンスのない国家は亡びる―国家中央情報局を設置せよ!

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  • サイズ B6判/ページ数 191p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784759313178
  • NDC分類 391.6
  • Cコード C0095

内容説明

著者悲願の国家組織「日本版KGB」の設立を徹底検証。憂国の士が最後に一番言いたかったこと!

目次

第1章 アルジェリア人質事件から浮かび上がってきた、日本の情報能力
第2章 「国家中央情報局」を設置せよ
第3章 邦人の保護・救出は国家の大事業
第4章 国家抗議権を確立せよ
第5章 日本にはJCIAではなくJKGBが必要

著者等紹介

佐々淳行[サッサアツユキ]
1930年東京生まれ。東京大学法学部卒業後、国家地方警察本部(現警察庁)に入庁。「東大安田講堂事件」「連合赤軍あさま山荘事件」等で危機管理の現場の中枢に携わる。86年より、初代内閣安全保障室長をつとめ、昭和天皇大喪の礼警備を最後に退官。第54回文藝春秋読者賞、第48回菊池寛賞、第22回正論大賞受賞。2001年勲二等旭日重光章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佳音

39
まあ、jCIAを持とうよ的プロパガンダが根底にある(てか主題だろう)が、インテリジェンスの重要性は素人に理解できた。ぼんくらな一般大衆の一人だが、確かに他国情勢に対する漠然とした不安はキャッチできる。ただし、なんとかとはさみも使いよう。この国につかいこなせるのか、良い意味で定着できるのか。制定された法律にも疑問&不安があるのも事実。安心して任せられる人はいるのかなぁ?ただ、あんまり政治・事件の興味深いエピソードはちりばめないでほしい。話がそれる(笑)2014/01/07

みやざき しんいち(死ぬまでにあと1,000冊は読みたいんだ)

9
(72/1000)先日亡くなられた佐々淳行さんの著書。国内では、古くは東大闘争、浅間山荘事件などの対応で指揮をとったことで有名だが、その根幹には国家の行方を占うのは情報だという点がある。佐々氏は国際的には、テロや誘拐などの際の邦人保護にも活躍した。奇しくも安田純平氏が開放されて帰国したニュースが新しい。佐々氏にとって「自己責任」とは、国家としては人命救助を最優先するが、万が一の時に責任は取れないという意味だとする。韓国、中国からの戦争責任なども、国際的には沈黙せずに反論する必要があるとしている。2018/10/28

乱読家 護る会支持!

3
海外諸国や組織により、拉致監禁などで日本人の生命が危ぶまれたり、日本の国益と尊厳が損なわれようになった時に、日本政府がおこなれる事は「関係諸国への協力要請」と「遺憾の意の表明」だけである。 それはなぜかと言うと、我々、主権者である日本国民が憲法9条を守ってきたからであり、憲法9条がある限り、他国に対して国際紛争の解決手段として、武力行使のみならず威嚇も保持も出来ない。 これは、政治家が悪いのではない。主権者である我々の責任である。 他人事ではないのだ。2020/10/22

Paddle With Me

3
インテリジェンス系よ読むキッカケになった佐藤優の本が、最近はどれも同じ話の焼き直し風なので、浅間山荘事件の佐々淳行にw実在の人物と本当にあった事件のことを書いてあるのでとても面白いです。安倍さんが今回インテリジェンスを非常に重要視してるから素晴らしい、みたいな記述がチラホラあるのですが、佐藤優が一般人向けにあれだけ書いたら、気にしない方がダメでしょと私は思いますが。2014/04/20

yasu7777

2
★★★☆☆ 稲沢3444-1722022/04/10

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