危機―平和ボケ日本に迫る

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784759312294
  • NDC分類 392.1
  • Cコード C0095

内容説明

欲望をむき出しにする中国。指導者の継承で揺れる北朝鮮。潤沢な資源で強硬外交に打って出るロシア…危機管理の専門家が明かす、脅威の実態、そして、対策。日米安保の維持強化・憲法の改正・自衛隊の強化…今こそ第二の維新の時である。

目次

序章 日本は戦後最大の岐路に立っている―今こそ平成維新。日本再生のときである
第1章 大変革の今の世界を読み解く―格差の拡大と三つのシフトで変わる世界情勢
第2章 たくましいぞ日本!世界が称賛した日本の凄さ―東日本大震災に直面した日本国民と自衛隊の奮闘
第3章 日本人として知っておきたい本当の自衛隊―世界有数の精鋭部隊。力の秘密は危機を想定した日々の訓練にあり
第4章 危機管理体制はどうなっているのか―緊急事態基本法を持たない国の悲劇
第5章 世界を失望させた原発事故対応―組織体制・情報開示・権限委譲の三つの不備が政府の迷走を招いた
第6章 時間軸から見たわが国の三つの脅威―「今そこにある危機」「中期の危機」「長期の危機」に備えよ
第7章 軍事・経済大国として巨大化する中国にどう向き合うか―東アジアの覇権をめざす中国。わが国は米国と連携し活路を開け!
第8章 日米同盟の将来とわが国の核戦略―「非核三原則」を見直し、集団的自衛権の行使に踏み切れ
終章 日本よ、危機に立ち向かう国家たれ

著者等紹介

志方俊之[シカタトシユキ]
帝京大学教授、内閣府中央防災会議専門委員、東京都災害対策担当参与、世界平和研究所研究顧問、軍事アナリスト。防衛大学卒、京都大学工学博士(土木工学)。米国陸軍工兵学校、米陸軍戦略大学留学。81~84年、在米日本大使館防衛駐在官(ワシントンD.C.)。87年、陸将に昇進、第二師団長(旭川)。90年、北部方面総監(札幌)。94年4月から帝京大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

渓流

1
日本の危機管理の問題点が通覧できる。原発事故が起き、上から下までおろおろしてようやく自ら考え行動し始めたように、どこかの国の核兵器が落ちるか、日本の島嶼が乗っ取られて始めて、危機を感じ、憲法と軍隊を考え始めるでしょう。それまでは、何を言っても無理です。2012/08/02

Bkmker

0
これは大事な本。2012年の本だが、今読むと、言われている事がもの凄くよく解る。 特に、序章。1章。6〜8章。 2025年に向かって、今帰路に立っているんだ、(若干年数の計算合わないけど)、20年先を見据えて、これからどんな情勢・ニュースを注視して、自分個人としては何にフォーカスして勉強していくか、を切実に考えないと、ヤバいなホントに。と思える。 (しかし感想が少ないのが気になる。同ジャンル多読ができてないので、もしかして、あんま鵜呑みに出来ないのかな…まぁいずれにしても勉強はしていくから、いずれ判るか)2014/08/20

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