内容説明
わたしが沖縄へ旅立ったのは、何かの暗示だったのかもしれない。乳癌の手術のあと、突然訪れた空白の日々。読むことも書くことも出来ない。その虚無の中で見つめたのは、限りある時間への挑戦であった。脚本家が開いた沖縄懐石の店・赤坂潭亭誕生物語。
目次
第1章 わたしの心と身体を襲った嵐
第2章 沖縄の神はわたしをどこへ導こうとしているのだろう
第3章 久高島はわたしの命薬(ぬちぐすい)
第4章 東京で八重山料理の店を始めたいのです
第5章 素手で「夢」の店造りに挑戦
第6章 限りある日を生きるために
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- 和書
- 孤独な天使たち