内容説明
高名な劇作家を舅に、作家を姑に、信頼という名の愛と寛容を絆に暮らす嫁のエッセイ集。
目次
姑は人好き、喜ばせ上手
姑の厳しく静かな時間
優しさを呼ぶ姑の茶の間
姑に導かれたかのように
家族のなかで嫁を支えるもの
姑の祈りは深く、そして重い
さあ、山へ山へ
感想・レビュー
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ami
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著名な作家、田中澄江さんのご子息と結婚し田中家に嫁いだ著者が、義母、義父、夫と過ごした日々について綴ったエッセイ。 舞台となっている嫁菜の花美術館（現在休館中）がわが家の近くなので興味を持ち、この本を手に取りました。 作家の姑、劇作家の舅、自身は画家。家事はお手伝いさんにやってもらい執筆や画業に専念する、自由であたたかい、古き良き時代の作家さんの生活を垣間見ることができ、興味深かったです。 田中澄江さんの建てたお地蔵さまは、いまも町ゆく人がみな手を合わせています。2015/08/15
