目次
第1部 在日コリアンの現実(在日コリアンとはどのような人たちですか?;在日一世とか二世とかいわれますが、どう違うのですか?;「多様になってきた在日コリアン」とは、どういうことでしょうか?;日本籍コリアンが増えていると聞きます。自分はコリアンなのか日本人なのか、悩むのではないですか?;在日コリアンの韓国籍、朝鮮籍とは、どういう意味ですか? ほか)
第2部 いま問われていること(ヘイトスピーチとはどういう行為ですか?;ヘイトスピーチは法律で規制できないのでしょうか?;ヘイトスピーチで、なぜ在日コリアンが攻撃されるのですか?;ヘイトスピーチにこれからどう対処していけばいいのでしょうか?;日本名の強制を争ったイルム(名前)裁判とはどのような裁判ですか? ほか)
著者等紹介
川瀬俊治[カワセシュンジ]
1947年生まれ。ジャーナリスト。新聞記者などへて99年まで解放出版社職員
郭辰雄[カクチヌン]
1966年、大阪生まれ。在日コリアン三世。現在、(特活)コリアNGOセンター代表理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Changsoo Lee
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普通にやや速読。 よく他者を知れ、理解しろとか、知らないのにしゃべるなとかそんな論調があるが、在日のおれ本人が知らないことがたくさん。 そんなん「知れ」とか強制できんだろ。 大切なのは、知らないながらでいいから、寛容だと思うが。 赦すというより、こだわらない、か。 在日自体も被害者意識過剰な所はあるけど、いじめられっこがその過去を忘れるのはいいけど、いじめたやつに、「いい加減忘れろよそんなん」とか言われると腹立つのは当然。 人間誰しも差別される言われはないが、俺を差別しなかった人々よ、ありがと。2015/08/13