目次
職場のパワー・ハラスメントとは、何ですか?また、何が背景となっているんですか?
パワハラは、あくまで“歩くパワハラ”などと呼ばれるキレやすい人の、特殊な個人的な問題のように思えるのですが、どうなんでしょうか?
「あなたがKY(空気が読めない人)だからパワハラを受けるのだ」と言われましたが、その理屈に何か割り切れなさを感じるのですが…。
最近では、職場でも仕事のなかでのちょっとしたやりとりが「パワハラかどうか」と話題になります。パワハラかどうかの判断はどのようにすればいいのですか?
些細なミスで怒鳴られ、「お前は能力がない。このままではクビだ」と言われて不安ですが、「能力がない」と言われれば仕方がないのでしょうか?
上司からいじめられているので周りの人たちとの人間関係がスムーズにいきません。そのために孤立しているのですが、協調性がないと思われているようで困っています。
派遣先の上司と折り合いが悪く、いじめられていました。人事担当に訴えたところ、更新時に打ち切りとなり、派遣元からも解雇されました。このようなことは許されますか?
育児休業を終えて「職場復帰をしたい」と伝えたところ、会社から「もう、あなたのする仕事がない」「この際だから子育てに専念したらどうか」などと言われてとまどっています。
仕事中に怒鳴られて、突き飛ばされてけがをしました。労働災害として扱うように会社に要求できますか?
一方的な残業命令が多いことについての苦情を言ったら、「そんなに仕事をしたくないなら、しなくともよい」と言われ、仕事を取り上げられ、業務命令で雑用ばかりやらされています。〔ほか〕
著者等紹介
金子雅臣[カネコマサオミ]
1943年生まれ。労働ジャーナリスト。長年東京都の職員として労働相談に従事し、社会派のルポライターとして活躍。ホームレスという言葉を日本で初めて紹介して社会問題として提起し、セクハラ、パワハラ問題など幅広く人権問題に取り組んできた。2008年には「職場のハラスメント研究所」を設立し、所長として講演活動などに取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- 小早川隆景 学研M文庫