人権ブックレット<br> 人が主役のリサイクル―人権と環境をむすぶ試み

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人権ブックレット
人が主役のリサイクル―人権と環境をむすぶ試み

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  • サイズ A5判/ページ数 79p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784759280562
  • NDC分類 518.52
  • Cコード C0336

内容説明

公害・環境問題のうち、下水に関係する問題は、高きから低きに流れる水の性質を利用して道の下に管を埋めて流し、処理場まで到達させると、お金と技術の力で有害物が除去されるので、人間が関わる部分は少なくなります。それゆえ、お金だけ支払ってあとは役所に任せておいても、それなりの処理はされています。しかし、ごみは、水のように流れ去るものでなく、出す段階から多くの人が関わっているのに、水と同じように適当に出せばあとは役所がやってくれると思う人が増えてしまいました。そうではないと気づきはじめたのが、焼却工場や埋立地周辺の住民です。自分や自分の周辺地域のごみならまだしも、まったくつきあいのない人のごみまで近くで処理されるようになってきたからです。この矛盾に直面したのが大阪市に住む平川さんです。この本では、平川さんがどのようにこの問題に取り組んだのかを紹介しながら、まず市民側からのごみ問題を考えます。私たちは、自分でごみを出しながら、自分では適正処理ができない都市に住んでいます。環境を汚さない生活をするには、ごみになるものを造って売る上流で仕事に携わる人と自分の関係を見直すだけでなく、ごみを処理してくれる下流の人との関係を見直すことが大切です。上流に比べ、下流への関心が薄かったので、新聞で問題になるような「悪い点」が改善されにくかったのです。少数ながら、その悪い点を市民と共に改善しようとする人も出てきました。ここでは、ごみの収集業務に携わるKさんと、リサイクルできる食品残渣を回収する業界で働く今井さんの二人を通じて、現場で働く側からのごみ問題を考えます。

目次

1 ごみ焼却工場と公害問題(私の原点になった水俣病;有害化学物質削減運動のジレンク ほか)
2 廃棄物処理制度のいろいろな矛盾(反対運動は住民エゴだろうか;事業系ごみが多すぎる大阪市 ほか)
3 リサイクルに取り組むごみ収集業者のKさん(リサイクルが進んで得意先が減る;容器包装リサイクル法とペットボトル ほか)
4 再生資源業界の改革に取り組む今井さん(再生資源とは;ごみになってしまった再生資源 ほか)

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