目次
序章 十八世紀から十九世紀へ―「時疫」と社会変化
第1章 「時疫」の十八世紀―盛岡藩 内在化する疾病のリスク
第2章 十八世紀後期の災厄―弘前藩 安永の「時疫」
第3章 「時疫」と「病気」―盛岡藩 潜在化する「時疫」
第4章 「御施薬」と「在医」―弘前藩 文化十四年の「時疫」と医療
第5章 除災・消除と占い―弘前藩“荒ぶる自然”と呪術の広がり
第6章 「病」を騙る―盛岡藩「者頭」たちの勤番忌避
おわりに 「時疫」の時代―社会変容とリスク
著者等紹介
浪川健治[ナミカワケンジ]
1953年生まれ。筑波大学名誉教授。東北大学大学院文学研究科博士前期課程修了。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。