目次
第1部 ロマとは(ロマ―「ジプシー」と呼ばれる人びと;ナチスによるスィンティとロマに対するジェノサイド(人種的意図に基づく集団殺害)
音楽と映画に垣間みえる「ロマ」の豊かな文化にふれて)
第2部 現状(東欧;コソボのロマ―状況の分析;西欧;ロマの女性)
第3部 人権保障の取り組み(世界各地での取り組み;反差別国際運動(IMADR)の取り組み)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
犬養三千代
7
ジプシーやロマと呼ばれる被差別民の人権を守る団体が発行した本。1000年にわたりインドから出てヨーロッパ各地に流浪した民族。今でも難民認定されないまま貧困にあえいでいる。1000万人以上もの人々の苦難を思う。ロマニ語で教育が受けられますようにと願わずにはおれない。2019/11/22
aoi
2
日本人にとって人種差別って身近ではないと思う。「ロマ」ってきいて、それなに?って人もいる。 「ジプシー」って日常生活であまり使わないかもしれないけど、どういう背景があるのか知ることって大事だと思う。「ジプシー」だけでなく、いろいろな言葉に対して。自分が考えてるのと違う(あるいは気にかけてすらない)意味を含んだ言葉かもしれない。。 ただ、このタイトル&装丁に対する内容が細かすぎるかも。文体は敬体だけど・・ でも丁寧に書いてあるので、読みやすい第1部だけでも読んでほしい。2012/10/01
はち
1
世界中に被差別の問題があるのだなと。ジプシーと呼ばれた民族の受難の歴史と現在にも残る差別について書かれています。2016/06/26
いなほ
0
期末レポート




