ミシシッピを知ると矛盾大国アメリカが見えてくる

神林 毅彦【著】

解放出版社（2002/03発売）

• サイズ B6判／ページ数 251p／高さ 19cm
• 商品コード 9784759260649
• NDC分類 295.364
• Cコード C0036

目次

１　南へ（もう一つのアメリカ；「アメリカでない」アメリカ）
２　南のキャンパス（「見えない人間」；彼の彼氏；授業料全額免除！；「もてなしの良さ」か「敵意」か；ミシシッピで「ニューヨーク・ディスコ」；南部女性と寿司とキャットフィッシュ）
３　南を取材（ゴスペル・パワー；コットン畑発ハーバード大学行き；「超大国」の公立学校；変革？）

著者等紹介

神林毅彦［カンバヤシタケヒコ］
天理高校、明治大学文学部二部卒業。ミシシッピ大学大学院ジャーナリズム学部修士課程。１９９６ｆｅｌｌｏｗ　ａｔ　ｔｈｅ　Ｗａｓｈｉｎｇｔｏｎ　Ｃｅｎｔｅｒ　ｆｏｒ　Ｐｏｌｉｔｉｃｓ　ａｎｄ　Ｊｏｕｒｎａｌｉｓｍ．主に、Ｔｈｅ　Ｗａｓｈｉｎｇｔｏｎ　Ｔｉｍｅｓ、Ｔｈｅ　Ｃｈｒｉｓｔｉａｎ　Ｓｃｉｅｎｃｅ　Ｍｏｎｉｔｏｒ、Ｊ＠ｐａｎ・Ｉｎｃ　Ｍａｇａｚｉｎｅに記事を書く
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感想・レビュー

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[akemitsu]

2002年に出版された本。著者がアメリカ深南部のミシシッピ大に留学した体験記だけど、ジャーナリズムを学ぶ著者らしく、大学内、地域の人種を巡る雰囲気などを丁寧に描写してある。多くの日本人が留学する都市の大学ではない米国の生活が伝わって、とても読みやすかった。15年以上前の本だけど、南部の底を流れる人種を巡る空気感を知れる点ではとても興味深い。

2018/04/03