内容説明
子ども達が直面している人権の問題を、子ども達が気づき、解決していく道のりを「人権の旅」として考える。保育者の関わり方、遊びの展開など考え、中心にしてきた子ども、そして周りの子との関わりがどう変わってきたのかを、カリキュラムウェブ(蜘蛛の巣)で提案する。
目次
実践報告(親集団づくり―わたしやぁの命って守られとるんだでなぁ;職員集団づくり―“保育所は一緒に子育てを考えていくで”ということを伝えていきたい!!;乳児の仲間づくり―乳児だから難しいのでなく、乳児だからこそ感じたりかかわっていくことが大切;幼児の仲間づくり―子ども・保護者の思いに寄り添い、心のつながりを結ぶ保育をめざして「じぶんのことわかって」;人権認識と仲間づくり―“差別”のおかしさを子どもたちと共有するために;保・幼・小の接続に向けて―自分の思いを出す~子どものありのままを受け止めることから;あそびと仲間づくり―「れいなの赤ちゃん、お熱あるの?」(ねこちゃんプロジェクト・遊びの中の人権行動を考える)
仲間づくり入門(乳児)―ともだちとまねっこ、たのしいなぁ「なぁなぁ、いっしょに、あそぼうや~」
仲間づくり入門(幼児)―「ほっとかんといて!!ぼくのきもちきいて!!」
子どもの人権と観察の方法―観察と観察記録の分析の仕方)
2006年第10回人権と仲間関係研究集会基調講演 人権の視点からの保育内容作りの方向と手順―人権行動を育てる
資料2006年第10回人権と仲間関係研究集会記念講演 人権の視点からの保育内容作りの方向と手順
2006年第10回人権と仲間関係研究集会各グループのまとめ
2006年第10回人権と仲間関係研究集会アンケートまとめ