目次
1 ココは○▲□小学校5年1組です!
2 子どもホワイトボード・ミーティングとは
3 準備するもの
4 修行その1 質問の技
5 修行その2 聴きながら書く
6 修行その3 流れ(プロセス)をつくる技
7 せいこさんが教室にやってきた
8 宿泊学習の振り返り
9 子どもホワイトボード・ミーティング 各教室の実践
著者等紹介
岩瀬直樹[イワセナオキ]
1970年生まれ。東京学芸大学卒業。埼玉県狭山市立入間野小学校教論。ファシリテーター。学びの寺子屋「楽学」主宰。EFC(Educational Future Center)理事。西脇KAI所属。信頼ベースのクラスづくりの実践、「読み」「書き」を中心にワークショップを核とした授業づくりに力を入れている
ちょんせいこ[チョンセイコ]
1965年生まれ。人まちファシリテーション工房代表。桃山学院大学卒業後、障がい者の作業所職員、NPO職員を経てファシリテーターになる。ホワイトボード・ミーティングを提唱し、主に会議や研修、事業推進におけるファシリテーター養成に取り組む。トレーニングには、ボランティア、NPO、自治体、システムエンジニア、ビジネスコンサルタントなど、多様な人が集まる。教育現場でも公開授業や研修を進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Ta
1
第三階層、第四階層の部分で話し合わないと、時間の無駄。特に納得した部分です。考えを深める、とよく言うけれど、深めるための具体的なアプローチや深めた考えとは何か、ということがよくわかっていなかったので、参考になりました。2019/01/29
Kohei Fukada
1
昨年度は、ちょびっとエッセンスを取り入れて見ました。今年は柱の一つとして取り組んで見たいと思っています。ホワイトボードミーティングは、コミュニケーション能力や課題解決能力がついていくというだけではなく、継続して行くことで、信頼し合える関係を育んでいくものなのだなぁと、つくづく思いました。2013/04/02
ぴーたん
1
小学生でもホワイトボードミーティングができる!ちょんさんといわせさんのコラボで完成した、実際に教室でやっている様子が頭に浮かぶような実践集です。準備として、ホワイトボードを寝かせてしりとりをしたりして徐々に慣れる。やっていくうちに教室内のリーダーシップが変わっていき、強引に引っ張っていく子から、人の話を上手に聴ける子がリーダーとして認められていくのだそうです。ミーティングに参加して発言することでサイドワーカーとして活躍する子も出てくる。こういう、大人になっても使えるスキルを生徒に伝えていきたいな。夢かなぁ2011/09/01
gongon
0
生きていればトラブルあり。自分たちで解決できたらいいよね?という 教師の思想から、子どもたちがファシリテーターになることを目指す流れ。教師の想いだけでは子どもは動かないと思う。子ども自身がいかにファシリテーターになりたいと思うかが大事。ペアコミュニケーションは特にそう。しかし!ホワイトボードを活用することは問答無用で子どもの興味をわしづかむ。活動を得てファシリテーターに育っていく。振り返りを楽しく、学びのあるものにしたいな。2016/02/19
Arick
0
子ども同士で、ホワイトボードを使った話し合いをする方法が細かく解説されている。 この話し合いを通して、子どもがファシリテーターに育っていく。 自分の経験で言えば、楽しい会の企画などは、黒板を使った全体の話し合いでも、活発に意見が出る。 でも、自分たちについて振り返ったり、反省をして改善していかなくてはいけないことについては、そうはいかない。 この本で書かれていた、掃除の振り返りと改善や、けんかの仲裁などを、ホワイトボードミーティングを通して、子どもたち自身でできるようになったら、素敵だと思う。2015/09/14