目次
第１部 基調講演＆コメント（基調講演 ＡＩ時代の差別と公平性；コメント１ 「ＡＩと差別」という問題系；コメント２ 統計的差別について）
第２部 パネルディスカッション（反差別をどうデザインするか？；ＡＩによる差別の特徴とは？；個人のセグメント化について；ＡＩにおいて配慮されるべき公平性とは何か；専門家間の繋がりを；我々はＡＩをどう使うべきか；質疑応答）
第３部 付録
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Bevel
2
「差別を設計をとおしてなくしていく」(38)という明戸氏コメント、「他の諸行為との意味的または因果的な関係の中で考える必要がある」(48)とする堀田氏コメント、あとはパネルディスカッションにおけるいくつかの議論、差別概念の拡張に関わる行動パターンとしての属性による「セグメント化」の議論、許されなさについてはコンセンサスを得やすいこと、差別をしないAIはそもそも作れないので使い方を考えることあたり印象に残ってる。短い本だけど考えさせられる。2022/04/21
