目次
非部落民が部落問題と向き合う
中江兆民―自由・平等思想の深化
堺利彦―社会主義運動から部落問題をとらえる
喜田貞吉―多民族国家認識と部落問題
布施辰治―水平運動の支援に奔走した弁護士
有馬頼寧―華族の立場から隣人愛を説いた融和運動家
藤原権太郎―全国水平社九州連合会の活動家
植木徹之助(徹誠)―人間みな平等の信念を貫く
岡崎精郎―人道主義者の部落問題観
磯村英一―部落問題と向き合い続けた同和行政の指導者
朝野温知(李壽龍)―民族を超えた「人間性の原理」を求めて
竹内好―普遍的人権の希求
著者等紹介
朝治武[アサジタケシ]
1955年生まれ。大阪人権博物館館長
黒川みどり[クロカワミドリ]
静岡大学教授。早稲田大学第一文学部日本史学専攻卒業、博士(文学)。日本近現代史、おもに思想史・部落史
内田龍史[ウチダリュウシ]
1976年生まれ。大阪市立大学大学院文学研究科後期博士課程修了、博士(文学)。尚絅学院大学講師・准教授・教授を経て、関西大学社会学部教授。専門は社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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