内容説明
安定した仕事を得ることで家族が変わる。地域が変わる。そして、企業自身も変わっていく―。今後の部落問題解決の大きな柱となる安定雇用。その早期実現をめざして意欲的な取り組みをつづける大阪の「同和地区人材雇用開発センター」。本書は、センターを通じて、就職への「かけ橋」をわたり、企業で働くことの誇りを見つけ、喜びと生きがいをつかんだ9人の聞き書き集である。
目次
調理という天職が支えたこの十年―山城純代
働き続けて闘って―福田清正
差別をなくす勇気を持ち続けよう―酒井村夫
長く仕事を続けることが運動になる―徐更不
大企業を怖がるな―中田豪
大企業のなかでがんばるということ―山本カツ子
就職の「橋」をかけてもらって―吉田誠二重の差別のなかで―和田富子
後輩たちのために、とことんがんばる―松本満男
同和地区人材雇用開発センターQ&A
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