出版社内容情報
英語教師が日々の授業で教授する基礎的な文法事項の裏には,複雑な文法システムが潜んでいる。教師が文法に対する判断力を強化し,学習者の質問に対して自信を持って対応するために,それらの知識は不可欠である。本書『学習英文法研究の新展開』は,英語文法の「裏側」を深く掘り下げることで,教師が高度な知識を備え,文法に対する幅広い視野を身につけることを目指す。
内容説明
英語教師が日々の授業で教授する基礎的な文法事項の裏には、複雑な文法システムが潜んでいる。教師が文法に対する判断力を強化し、学習者の質問に対して自信を持って対応するために、それらの知識は不可欠である。本書『学習英文法研究の新展開』は、英語文法の「裏側」を深く掘り下げることで、教師が高度な知識を備え、文法に対する幅広い視野を身につけることを目指す。
目次
第1章 自動詞と他動詞―両方に用いられる動詞をどう教えるか―
第2章 名詞構文―主語所有格と目的語所有格―
第3章 過去分詞の形容詞的用法
第4章 英語副詞を理解する手がかり―4つの概念を中心に―
第5章 見えない部分を生み出す文法―動詞句削除・空所化・擬似空所化を中心に―
第6章 使用頻度から見た英語表現―接続詞becauseと人称代名詞の所有格形one’sを例に―
第7章 音読の作法―音読を活用して発音やリスニング力の上達を目指す―
著者等紹介
西脇幸太[ニシワキコウタ]
岐阜聖徳学園大学専任講師。専門は、英語語法文法、学習英文法
前川貴史[マエカワタカフミ]
龍谷大学教授。専門は、統語論・語彙意味論・英文法
吉田幸治[ヨシダコウジ]
近畿大学教授。専門は、英語学・言語学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。