出版社内容情報
中森 誉之[ナカモリ タカユキ]
著・文・その他
内容説明
国際社会で活躍していくためには、外国語の文章を円滑に理解し、的確に作成することが必須となる。音声や文字による文章の送受信は、パソコン、タブレット端末、スマートフォンを使用して行われることが多い。電子機器にまつわる疑問、音質、画面上の読解、マルチメディアなどの研究成果を概観する。外国語の学習と交流を、効果的に進めていくための留意点について、理論的な提案を行う。
目次
序章 電子機器の不思議
第1章 国際人と外国語
第2章 電子機器と音声言語
第3章 電子機器と文字言語
第4章 音・文字・画像・映像が混在したデジタル世界
第5章 脳内空間の外国語
著者等紹介
中森誉之[ナカモリタカユキ]
横浜国立大学教育学部中学校教員養成課程英語科(学士)、ロンドン大学(UCL)大学院音声学・言語学研究科(言語学修士)、東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科(教育学博士)。日本学術振興会特別研究員、横浜国立大学非常勤講師を経て、京都大学大学院人間・環境学研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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榊原 香織
73
自動翻訳、通訳技術が進み、外国語勉強が不必要になる未来がもうすぐ。それでも勉強するのは移住者か私のような外国語オタクか。 でも”人間には、精神、心を内包した言語を読み解く潜在能力が賦与されている” これを使わなくなるのはもったいないネ2023/01/07
dobrydenkrtek
0
タイトルにひかれて読んだが、学校の先生向けの本で自分にとってあまり有用なところはなかった。特に近年の学習者自身によるノウハウ動画や書籍が自分の体験に基づいているのと比べると、外国語教育に理論的にアプローチするという点で読むべき点はあるのかもしれないが、いかんせん全く興味が続かなかった。あくまで語学の先生向けの本という印象だ。タイトルは本文をあまり正しく表していないのが残念だ。2024/09/11