出版社内容情報
後期近代英語期に書かれた「シャーロック・ホームズ」は興味深い英語の特徴をもつ。英語の原文でその醍醐味を味わう楽しみ。
本書はSherlock Holmesの英語について述べたものである。この時期の英語は後期近代英語期(1700-1900/1950)に属し,用法,意味,文法などにおいてきわめて興味深い,数多くの特徴を表している。伝統的な品詞分類に則しながらも,談話標識,情報構造やそこで使われている多くのイディオムにも言及した。Sherlock Holmesは翻訳では広く読まれているが,英語の原文でその醍醐味を味わうことも楽しいものである。本書がその一助になれば幸いである。
秋元実治[アキモト ミノジ]
東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。現在,青山学院大学名誉教授,文学博士。 主な業績: Idiomaticity(Shinozaki Shorin, 1983),Collocational and Idiomatic Aspects of Composite Predicates in the History of English(Co-work with Laurel J. Brinton, John Benjamins, 1999),『文法化―研究と課題』(編,英潮社,2001),『文法化―新たな展開』(共編著,英潮社,2005),『Comment Clauseの史的研究―その機能と発達―』(編,英潮社フェニックス,2010),『文法化と構文化』(共編著,ひつじ書房,2013),『増補文法化とイディオム化』(ひつじ書房,2014),『日英語の文法化と構文化』(共編著,ひつじ書房,2015),ほか。
内容説明
本書はSherlock Holmesの英語について述べたものである。この時期の英語は後期近代英語期(1700‐1900/1950)に属し、用法、意味、文法などにおいてきわめて興味深い、数多くの特徴を表している。伝統的な品詞分類に則しながらも、談話標識、情報構造やそこで使われている多くのイディオムにも言及した。
目次
概説
合成述語構文
再帰動詞
進行形および関連パターン
受動態
仮定法と間接的条件法
動詞+補文
Dare
Be+形容詞/過去分詞+to V/ing/NP
副詞〔ほか〕
著者等紹介
秋元実治[アキモトミノジ]
東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。現在、青山学院大学名誉教授、文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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garyou
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