出版社内容情報
【目次】
内容説明
上流階級の子弟のためのラテン語教育から始められたイギリスの文法学校(グラマー・スクール)の教育。それが、英語の読み書き能力に対する人々の関心や期待のもとに、徐々に庶民にとって「役に立つ」英語教育中心のもとへと変容してゆく事情を、当時の教科書や関係する豊富な史料によって検証する。英語学史、英語教育史に新たな視点を提供する画期的な書。
目次
第1部 ラテン語学校と英語学校(イギリス文法学校小史―生徒とラテン語カリキュラム;ラテン語学校から英語学校へ―中等教育の変容)
第2部 ラテン語教育から英語教育へ(ラテン文法訳読と母語教育―ラテン語と英語の並行的な習得;「ここ「ブリテン」の土地には「ブリテン」の種をまく」―母語重視の文法家たち;ヴァナキュラーな「古典」の教科書―古典文学教育からイギリス文学教育へ)
第3部 ピューリタンの言語教育改革論(「手段」としての言語―ピューリタン革命期のラテン語教育批判;ピューリタンの公教育構想と18世紀の慈善学校―大衆英語教育の曙)
著者等紹介
鶴見良次[ツルミリョウジ]
筑波大学大学院博士課程文芸・言語研究科単位取得満期退学。ケンブリッジ大学ダーウィン・カレッジ客員研究員、成城大学文芸学部英文学科教授などを経て、成城大学名誉教授。博士(文学)。英語・イギリス文学専攻。著書に『マザー・グースとイギリス近代』(岩波書店、日本児童文学学会特別賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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