内容説明
Russellの記述理論の意義と限界を解き明かす最新研究。合理論の立場から、言語哲学の問題を言語学的・文法的に分析する。意味論・語用論・統語論を多角的に論じ、日・英語の豊富な言語事実にもとづき綿密な論証を展開する。Russellの知識観とChomskyの言語獲得観、Fregeの述語論理、Russell・Strawson・Donnellanの論争、PutnamやKripkeの議論なども取り上げる
目次
Russellのアプリオリな知識から学ぶこと―言語処理・言語使用と経験論を超えて
決定詞句をめぐる幾つかの先行研究
Russell(1905)の記述理論と岩〓(2023)の函数理論
Strawson(1950)のRussellの記述理論批判
Donnellan(1966)の挙げる諸問題
変項と代入、そして、等号とは何か
Russell(1905)と野矢(2023)と岩〓(2015、2023)のさらなる差異
Fregeの述語論理の特性
Fregeのパズル・信念文と「意義」・代入推論
Russellの記述説の応用―固有名、個別言語、そして、Putnamの双子地球
Russellの記述理論と擬似分裂文・倒置コピュラ文
西山理論は真理条件的意味論からどれほど自由か
Russellの記述理論と多重世界
Russell(1912)に見られるプラトン主義的傾向
著者等紹介
岩〓永一[イワサキエイイチ]
慶應義塾大学経済学部卒業。英国に留学し、MA in English Language and Linguistics(University of Essex)取得。ケンブリッジ大学セント・エドモンド・コレッジ(St Edmund’s College,Cambridge)客員研究員(Visiting Scholar)などを経て、複数の大学で教鞭を取りつつ、研究・執筆活動を続ける。研究領域は、言語学(意味論・語用論・統語論)および言語哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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