出版社内容情報
「明治百年と語学」に関連のある内容をテーマにして、故市河三喜博士の80歳誕生を記念し、当時、博士と親交のあった、英語の専門家だけでなく、各方面の一線で活躍していた38氏が異なった経験に基づいて寄稿した随筆集である。
寄稿者(掲載順):福原麟太郎、宮沢俊義、朝永振一郎、林髞、石橋幸太郎、中島文雄、竹内俊一、桝井迪夫、太田朗、大塚髙信、池永勝雅、福田陸太郎、西脇順三郎、高津春繁、中平解、星山三郎、上野景福、魚返善雄、長沼直兄、一色マサ子、三戸雄一、岩崎民平、前田陽一、弥永昌吉、小川和夫、渡辺眷吉、直井豊、皆川三郎、佐々木達、竹中治郎、大和資雄、小川芳男、星野慎一、中尾清秋、石井正之助、朱牟田夏雄、木村彰一、西村稠。
語学教育研究所設立100周年記念企画として復刊。先達の高見にふれて、混迷する時代の英語教育を見つめなおす。刊行から50余年を経た現在も、語学関係者はもとより、一般の方にも新鮮さを失わない話題を提供し、興味あふれる好個の書である。
内容説明
「明治百年と語学」に関連のある内容をテーマにして、故市河三喜博士の80歳誕生を記念し、当時、博士と親交のあった、英語の専門家だけでなく、各方面の一線で活躍していた38氏が異なった経験に基づいて寄稿した随筆集である。語学教育研究所設立100周年記念企画として復刊。先達の高見にふれて、混迷する時代の英語教育を見つめなおす。刊行から50余年を経た現在も、語学関係者はもとより、一般の方にも新鮮さを失わない話題を提供し、興味あふれる好個の書である。
目次
外国文化の吸収と外国語(福原麟太郎)
語学の効用(宮沢俊義)
自然科学と外国語(朝永振一郎)
語学と生理学(林髞)
外国に学ぶ(石橋幸太郎)
英語教育の目標(中島文雄)
語学教育のあり方(竹内俊一)
語学への情熱(桝井迪夫)
古いものと新しいもの(太田朗)
神田文典(大〓高信)
道遠し(池永勝雅)
翻訳の歴史(福田陸太郎)
詩と言語(西脇順三郎)
古典語・外国語の学習と母国語(高津春繁)
仏和辞書のことなど(中平解)
ローマ字とヘボンについて(星山三郎)
医者とデパート(上野景福)
異国人物(魚返善雄)
パーマさんのことども(長沼直兄)
アナ・シー・ハーツホーン先生(一色マサ子)〔ほか〕