イギリス近代の英語教科書

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イギリス近代の英語教科書

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  • サイズ A5判/ページ数 273p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784758922999
  • NDC分類 372.33
  • Cコード C3082

内容説明

イギリス近代の貧しい子供たちはどのような目的で、どのように読み書きを学んだのか。宗教教育に付随するものとして始められた読み書き教育は、やがて「英語」という近代的な教科として自立し、世俗化し、独自のカリキュラムを持つようになる。著者は、教科としての「英語」の成立過程を、民衆教育の隆盛期に用いられた英語教科書をはじめ、関連する史料などの膨大な第1次資料から解き明かした。英語学史と教育史に跨る新たな知見を提示する画期的な書。

目次

第1部 カリキュラム(慈善学校の概要;生徒のための信仰と学習の心得書―ホワイト・ケネット『クリスチャンの生徒』(c.1702)
教師のための指導の手引書―ジェイムズ・トールボット『クリスチャンの教師』(1707))
第2部 綴り字と発音(分析的綴り字から統合的綴り字へ―トマス・クランプ『正書法の解剖』(1712)
「慣用」重視の母語教育―アイザック・ウォッツ『英語の読み方書き方』(1721))
第3部 綴り字とリーディング(『教理問答付きABC』の伝統―ヘンリー・ディクソン『英語教師』(1728)他
スペリング・ブックのなかの聖書―フランシス・フォックス『綴り字とリーディング入門』(1730年代)他
英語教材としての司書―ジョゼフ・ハザード刊『簡約 旧約・新約聖書物語』)
第4部 文法(最下級の生徒のための学校文法―ウィリアム・ラウトン『実用英文法』(1734)
誤文訂正練習による文法指導―アン・フィシャー『新英文法』(「1745」))
第5部 文学(英語教材としての墓碑詩―ヴァイセシマス・ノックス『エレガント・エクストラクツ・詩編』(「c.1784」)他
讃美歌集から英詩アンソロジーへ―エリザベス・ヒル『ポエティカル・モニター』正続(1796、「1811」))

著者等紹介

鶴見良次[ツルミリョウジ]
1955年東京都生まれ。筑波大学大学院博士課程文芸・言語研究科単位取得満期退学。ケンブリッジ大学ダーウィン・カレッジ客員研究員などを経て、成城大学文芸学部英文学科教授。博士(文学)。イギリス文学専攻。著書に『マザー・グースとイギリス近代』(岩波書店、日本児童文学学会特別賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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