目次
序章
第1章 語用論と哲学―我々は言語を使用するとき、何を行い、実際に何を意味するのか:言語行為論と会話の含みに関する理論
第2章 語用論と心理学―直示参照とジェスチャー
第3章 語用論と人間行動学―コミュニケーション行動の生物学的基盤
第4章 語用論と民族誌学―言語・文化・認知の相互関係
第5章 語用論と社会学―日常における社会的相互行為
第6章 語用論と政治―言語、社会階級、人種、教育、言語イデオロギー
第7章 語用論を理解する―まとめと展望
著者等紹介
ゼンフト,グンター[ゼンフト,グンター] [Senft,Gunter]
マックス・プランク研究所心理言語学部門(オランダ・ナイメーヘン)上級研究者兼コロン大学言語学科特別教授。1982年から30年間パプアニューギニア・トロブリアンド諸島の言語と文化の研究を行ってきた。研究の関心には、オーストロネシア語、パプア諸語、人類言語学、語用論、意味論、言語・文化・認知の相互関係、空間の概念化・推論、連続動詞構文、名詞分類の体系がある。学術論文、解説論文150本以上、20冊の書籍を出版しており、1992年から2001年までInternational Pragmatics Association(IPrA)の学術論文誌の編集委員、2002年から2016年まで編集長を務めた
石崎雅人[イシザキマサト]
東京大学大学院情報学環教授。Ph.D.(The University of Edinburgh)。北陸先端科学技術大学大学院知識科学研究科助教授、東京大学社会科学研究所助教授、東京大学大学院情報学環助教授を経て現職
野呂幾久子[ノロイクコ]
東京慈恵会医科大学人間科学教室日本語教育研究室教授。博士(東北大学)。米国国務省日本語研修所講師、静岡大学助教授、東京慈恵会医科大学准教授を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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