出版社内容情報
英語史は言語理論に何を問いかけ、言語理論は英語史の何を明らかにするか。理論的英語史研究だからこそ明らかとなる言語の本質とは。理論的英語史研究の最先端:英語史は言語理論に何を問いかけ、言語理論は英語史の何を明らかにするのか。本書は理論的英語史研究の拠点として幾多の研究者を生み出してきた名古屋大学英語学研究室の精鋭による最先端の論集である。文法変化をキーワードに、統語論、意味論、語用論などの立場から理論的分析が展開される。本書を通して、理論的英語史研究だからこそ明らかとなる言語の本質が見えてくる。言語理論研究者にも英語史研究者にも必携の一冊。
田中 智之[タナカ トモユキ]
名古屋大学教授
中川 直志[ナカガワ ナオシ]
中京大学教授
久米 祐介[クメ ユウスケ]
藤田保健衛生大学講師
山村 崇斗[ヤマムラ シュウト]
筑波大学助教
内容説明
理論的英語史研究の最先端:英語史は言語理論に何を問いかけ、言語理論は英語史の何を明らかにするのか。本書は理論的英語史研究の拠点として幾多の研究者を生み出してきた名古屋大学英語学研究室の精鋭による最先端の論集である。文法変化をキーワードに、統語論、意味論、語用論などの立場から理論的分析が展開される。本書を通して、理論的英語史研究だからこそ明らかとなる言語の本質が見えてくる。言語理論研究者にも英語史研究者にも必携の一冊。
目次
自他交替動詞climbの通時的発達
文法化のメカニズムについて―D要素の発達の観点から
判断を表すTO節に関する一考察
古英語における遊離数量詞の統語的分析
構文化における文法化の位置づけ―同族目的語構文と軽動詞構文を中心に
否定辞neで始まる倒置文の史的変化について
That痕跡効果の通時的変化について
古英語から中英語における現在分詞による名詞前位修飾構造の史的発達について
come/go doingに関する通時的考察
英語史におけるOV語順の消失―不定詞節を中心に〔ほか〕
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