内容説明
言語学、外国語教育、そして文学、これら三つに共通するのは、いずれもが「ことば」と「コミュニケーション」にこだわる学問であるということだろう。では、この二つのキーワードをめぐる諸学問は、今日いかなる進展を見せているのであろうか。本論文集は２２名の研究者たちが「ことば」と「コミュニケーション」の諸相をめぐり、それぞれの専門領域で得られた最新の知見を披露し合うエキサイティングな学問空間（フォーラム）である。
目次
名詞形の指示機能をめぐる日英対照談話語用論
日本語時制節の二類型
第二言語の音声教育に音韻知覚学習を取り入れることの重要性
第二言語の物語文産出に関わる心理言語的要因
有界性と均質性の概念から動詞の二つの用法を考察する―母語話者アンケートに基づく事例研究
英語における身体部分とＥｘｔｅｒｎａｌ Ｐｏｓｓｅｓｓｉｏｎ Ｃｏｎｓｔｒｕｃｔｉｏｎｓに関する考察
英語前置詞の機能格文法試論
Ｐｒｏｍｉｓｅ ａ Ｐｒｏｂｌｅｍａｔｉｃ Ｐｒｅｄｉｃａｔｅ？！―Ｐｒｏｍｉｓｅ＋ＮＰ＋ｔｏ‐ｉｎｆ．構文について
Ｔａｇ‐Ｑの機能の使用における性差―映画作品の“Ｗｏｒｋｉｎｇ Ｇｉｒｌ”に基づく一考察
Ｅａｔ ｕｐとＤｒｉｎｋ ｕｐにおける無目的語現象〔ほか〕
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- 和書
- 神田川デイズ
