目次
第1部 英国を越えて―異国「から/へ」のまなざし(南方へ:“Keep still on SOUTHING”―物語空間としての「南海」の発見;南太平洋の島から英国を訪れた最初の人:オ=マイ;イグネイシアス・サンチョの静かな生活 ほか)
第2部 錯綜する言葉―出版/文化/翻訳(英文学史誕生の皮肉―自伝としてのジョンソンの『英国詩人伝』;ジョンソンの『ポウプ伝』―出版文化をめぐる新たな詩人像;“By Force to ravish,orby Fraud betray”:―『髪の毛盗み』における古典叙事詩のモチーフについて ほか)
第3部 表象の舞台―戯曲/音楽/演劇(男装のサッポーとセクシュアリティ―ウィリアム・メイソンの抒情劇詩『サッポー』;政治ドラマとしての海賊の物語―チャールズ・ジョンソンの『成功した海賊』を読む;ボイスの第2『聖セシリア祝日のオード』における詩と音楽 ほか)