内容説明
本書の目的は、様々な英語表現を観察しながら、ネイティブスピーカーの発想を知り、英語に関する理解を深め、英語の運用能力を養う手がかりを提供することにあります。例えば、ある一つの状況を描写するのに複数の表現方法が可能な場合があります。ネイティブスピーカーはその中からどの表現をどういう理由で選び出すのでしょうか。類似表現の微妙な意味やニュアンスの違い、一つの文が複数の解釈を許すあいまい文、そしてよく知られている単語の見逃されやすい意味を確認していきます。
目次
第1章 類似表現について考える(「make+目的語+動詞の原形」と「他動詞+目的語」;「make+人+動詞の原形」と「get+人+to‐不定詞」;「have+人+動詞の原形」と「let+人+動詞の原形」 ほか)
第2章 あいまい文を考える(for three daysのあいまい性;to‐不定詞のあいまい性;not~untilのあいまい性 ほか)
第3章 基本単語の意味を考える(accident;age;attack ほか)
著者等紹介
友繁義典[トモシゲヨシノリ]
関西学院大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得修了。米国カリフォルニア州立大学バークレー校言語学科に客員研究員として留学。現在、兵庫県立大学環境人間学部に勤務。専門は英語学。学部において、英語及び言語関係科目、また、大学院において英語の意味論・語用論に関する科目を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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