出版社内容情報
英語語法文法研究の最先端と教育と学習の現場を結びつけることを目指すシリーズ。
本書の第I部は「英語の実相を見る」と題して、いわゆる教科書的な英語とは異なる、生きた英語の姿を紹介し、その分析や解釈の特徴を論じる。第II部は「授業に生かせる文型の話」と題して、英語教育上避けては通れない文型の話が、多様な観点から語られる。第III部は「学習英文法を見直す」と題して、教室で展開される学習英文法を独自の視点から深く考察する。英語語法文法研究の最先端と教育と学習の現場を結ぶ試みである。
執筆者(掲載順):吉良文孝、住吉誠、前川貴史、五十嵐海理、中澤和夫、大室剛志、山岡洋、林龍次郎、牛江一裕、澤田茂保、中山仁
【目次】
第I部 英語の実相を見る
第1章 英語の動詞にまつわるあの話、この話
吉良文孝
第2章 脱規範的英語の多様性と変化を見る
住吉誠
第3章 複数形名詞と不定冠詞の共起
前川貴史
第4章 英語の語法としてのメタ言語否定
五十嵐海理
第II部 授業に生かせる文型の話
第5章 5文型を考える
中澤和夫
第6章 基本形から変種へ―言語理論の予測可能性と英語語法文法
大室剛志
第7章 補語と目的語の話
山岡洋
第8章 文における義務的な要素と随意的な要素の判別―学習英文法へ向けての文型論
林龍次郎
第III部 学習英文法を見直す
第9章 学習英文法に必要なこと
林龍次郎
第10章 大学生が意外に知らない英文法のこと
牛江一裕
第11章 Spoken Languageから見た学習文法
澤田茂保
第12章 例外から考える英文法―関係詞節の談話上の特徴について
内容説明
本書の第1部は「英語の実相を見る」と題して、いわゆる教科書的な英語とは異なる、生きた英語の姿を紹介し、その分析や解釈の特徴を論じる。第2部は「授業に生かせる文型の話」と題して、英語教育上避けては通れない文型の話が、多様な観点から語られる。第3部は「学習英文法を見直す」と題して、教室で展開される学習英文法を独自の視点から深く考察する。英語語法文法研究の最先端と教育と学習の現場を結ぶ試みである。
目次
第1部 英語の実相を見る(英語の動詞にまつわるあの話、この話;脱規範的英語の多様性と変化を見る;複数形名詞と不定冠詞の共起;英語の語法としてのメタ言語否定)
第2部 授業に生かせる文型の話(5文型を考える;基本形から変種へ―言語理論の予測可能性と英語語法文法;補語と目的語の話;分における義務的な要素と随意的な要素の判例―学習英文法へ向けての文型論)
第3部 学習英文法を見直す(学習英文法に必要なこと;大学生が意外に知らない英文法のこと;Spoken Languageから見た学習文法;例外から考える英文法―関係詞節の談話上の特徴について)
著者等紹介
中澤和夫[ナカザワカズオ]
青山学院大学名誉教授。専門は、統語論、語法文法研究、動的文法理論
大室剛志[オオムロタケシ]
関西外国語大学教授・名古屋大学名誉教授。専門は、生成文法、動的文法理論、概念意味論、統語論・意味論インターフェイス(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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