出版社内容情報
名古屋駅西の再開発を機に祖父から老舗喫茶店ユトリロを引き継いだ龍。
だがその再開発は諸問題により停滞し、ユトリロもその影響を免れない。
それでも龍は、ユトリロを存続させるため、懸命に試行錯誤する! そんな龍に気づきを与えてくれるのは、やっぱり美味しい名古屋めし。
駅西の、ユトリロの、そして龍の未来が見えてくる、名古屋愛満載ご当地グルメ小説!
【目次】
内容説明
名古屋駅西の再開発を機に祖父から老舗喫茶店ユトリロを引き継いだ龍。だがその再開発は諸問題により停滞し、ユトリロもその影響を免れない。それでも龍は、ユトリロを存続させるため、懸命に試行錯誤する!そんな龍に気づきを与えてくれるのは、やっぱり美味しい名古屋めし。駅西の、ユトリロの、そして龍の未来が見えてくる、名古屋愛満載ご当地グルメ小説!
著者等紹介
太田忠司[オオタタダシ]
1959年愛知県生まれ。名古屋工業大学卒業。81年に「帰郷」で「星新一ショートショート・コンテスト」優秀作を受賞。90年、長編ミステリー『僕の殺人』で作家デビュー。2004年、『黄金蝶ひとり』でうつのみやこども賞受賞。17年、『名古屋駅西 喫茶ユトリロ』で日本ど真ん中書店大賞小説部門3位。22年『麻倉玲一は信頼できない語り手』で徳間文庫大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
しんごろ
126
北海道在住の私。リニア新幹線建設工事の遅延に関することは知らなかったです。名古屋駅西の再開発を機にユトリロを引き継いだ龍(とおる)。龍が、試行錯誤しながら、ユトリロを存続するために頑張る姿が微笑ましくなる。紳士さんに認められたりとかね。龍の成長を感じるのだが、覇気を感じないというか、頼りないというか。そんなんだから、龍、雫ちゃんに言わせちゃうんだよ。雫ちゃんの方が、こりゃ男前だな(笑)。久しくココイチ行ってないなあ。ココイチに行きたくなりました。名古屋のたこ焼きも食べてみたいな。2026/07/03
Karl Heintz Schneider
40
今回も信の田うどんなどの名古屋メシが紹介されている。名古屋のココイチには台湾カレーきしめんがあるらしい。名古屋名物台湾ラーメンのきしめんバージョン。辛い台湾ミンチが特徴だが、ココイチできしめんとは!もうひとつ驚いたのはココイチ創業の地が愛知県だということ。逆に名古屋コーチンは元々県北部の小牧市が発祥のようだ。天むすが三重県発祥というのは有名な話だが何でも取り込んでしまう名古屋パワー恐るべし。名古屋のたこ焼きにはソースではなくしょうゆを塗る?どんな味になるんだろう、食べてみたい。2026/08/03
sofia
30
名古屋駅西喫茶ユトリロシリーズも6作目!GoogleMapを見ながら地理をどうしても確認してしまう。あまり駅西には行かなかったな。なかなか話が進まないと思っていたら最終話で一気に進んでそこはホッとした。でも確かに近所の高齢者だけの喫茶店も先行き難しいと思うのも事実。個人的には昔のタバコのにおいが染み付いた喫茶店は無理だから。でも名古屋めしの話は続けて読みたい。2026/08/02
らび
26
ご当地グルメって行かなければ出会えない貴重なもの。普通にうどん屋さんに入って「志の田」ってメニューみても「は?」ってなるだろう。ちょっとして料亭の名前のよう。まだまだ名古屋めしって深い。たこやきにキャベツ入りも言われてみれば意外だ。相変わらず日常のちょっとした出来事の謎解きも龍の周囲情報があってこそ。良き時代の名残がここにはあります。頂けないのは雫ちゃんに何言わせてんの?男なら自分から行け!と思うのでした。2026/06/19
ひさか
25
2026年5月ハルキ文庫刊。書き下ろし。シリーズ6作目。志の田うどんとちょっとしたすれ違い、ココイチと遺すべきもの、たこ焼きと一番言いたいこと、の3つの連作短編。前作から1年2カ月。待った甲斐があって、あれよあれよの展開に。といっても、前作辺りから予想できたことですが、おめでたい方向への進み方が楽しい。等身大の謎と謎解きも健在だし、名古屋グルメの紹介も上手で共感度は高いです。名古屋駅西の行方が気になる。2026/06/28




