出版社内容情報
優れた仕事ぶりで「おまんまを喰いっぱぐれる心配がない」ことから『おまんまの安』というふたつ名を持つ摺師・安次郎は、亡き女房の実家へ預けていた息子の信太を引き取り、神田明神下の長屋に父子二人で暮らしていた。
ある日、魚屋のうろこ屋が初鰹を破格で売ると言い出した。
粋な趣向に江戸の人々が大いに盛り上がる中、安次郎はうろこ屋のおかみ・お民が不義で家を追い出されたと聞く。
一方、安次郎は二十数年ぶりに叔父との再会の時が近づいていた……(「邂逅の桜」)。
人生の滋味にあふれた、切ない香りが吹き抜ける傑作人情小説、待望の第三巻。
【目次】
内容説明
人なんざ、いくら間違いを犯してもいいじゃねえか。摺師・安次郎は二十数年ぶりに、武家の叔父と再会するが…。職人としての意地と矜持。結ぶも切るも苦しい血の縁。哀歓に満ちた人々の営みをあたたかな眼差しで紡ぐ、傑作人情時代小説。
著者等紹介
梶よう子[カジヨウコ]
東京都生まれ。2005年「い草の花」で九州さが大衆文学賞大賞を受賞。08年「一朝の夢」で松本清張賞を受賞。15年『ヨイ豊』で直木賞候補、16年同作で歴史時代作家クラブ賞作品賞受賞。23年『広重ぶるう』で第42回新田次郎文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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