出版社内容情報
被害者の顔と指紋が潰されていて、未だに身元が特定されていない五年前の事件。
その管轄だった八王子中央署の特捜が、追跡捜査係にヘルプを求めてきた。
手掛かりは現場に乗り捨てられたレンタカーと被害者が持っていたUSBメモリだけ。
だがレンタカーの借り主は失踪中、USBメモリ内には何の情報も残されていなかった。
このたった二つの手掛かりを元に、追跡捜査係の沖田と西川が執念の捜査を辿る!
大人気警察小説シリーズ、書き下ろし第十四弾。
【目次】
内容説明
被害者の顔と指紋が潰されていて、未だに身元が特定されていない五年前の事件。その管轄だった八王子中央署の特捜が、追跡捜査係にヘルプを求めてきた。手掛かりは現場に乗り捨てられたレンタカーと被害者が持っていたUSBメモリだけ。だがレンタカーの借り主は失踪中、USBメモリ内には何の情報も残されていなかった。このたった二つの手掛かりを元に、追跡捜査係の沖田と西川が執念の捜査を辿る!大人気警察小説シリーズ、書き下ろし第十四弾。
著者等紹介
堂場瞬一[ドウバシュンイチ]
1963年生まれ。新聞社勤務のかたわら小説を執筆し、2000年、野球を題材とした「8年」で第13回小説すばる新人賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
93
堂場さんの「警視庁追跡捜査係」シリーズ第14作目です。この二人の主人公も年齢を重ねてきて、健康などが話題に出てくるようになっています。5年間身元不明の死体の絡む事件の再捜査を八王子中央署から依頼されます。手掛かりはレンタカーと被害者が所有していたUSBメモリーだけですが、そこから事件の手がかりを調査していきます。最後は解決しますが、メンバーの一人がほかのセクションへの移動となりこの組織も拡大されそうです。まだまだ続くのでしょう。2026/01/17
タイ子
73
5年間未解決だった殺人事件を捜査一課より捜査を受けた追跡捜査係。受けたからには解決をと、粘り強くしぶとく捜査していく追跡係。このあたりの細かさは堂場作品ではお馴染みの場面。沖田刑事の高血圧をこれだけ気にかけてくれる同僚がいるって幸せだよね。ガンさんの記憶力も役立ち、じわじわと追い詰めていく。顔と指紋が消された遺体、どこの誰?さえ不明だった5年間。「6次の隔たり」という言葉があるが、確かに人間関係はどこかで繋がっている。真相の箱の中には欲望の塊が詰まっていた。今後、新装予定の追跡係に期待。2026/02/15
ゆみねこ
58
今回の事件は、5年前に起きた身元が特定されていない遺体から。被害者の顔と指紋が潰され、現場に乗り捨てられたレンタカーと被害者が持っていたUSBメモリ。レンタカーの借り主は失踪中、ごく僅かな手掛かりから沖田と西川の執念の捜査が始まる。事件の真相には驚きも。沖田の高血圧と追跡捜査係のメンバーの気遣いや突っ込み、驚いたのは大竹の活躍と長セリフ。今作も他のシリーズからガンさんや大友、朝比奈由宇らが登場。2026/02/12
タナー
29
被害者の顔と指紋が潰されていて未解決となっている5年前の事件。今回は八王子中央署からの要請で追跡捜査係は動き出す。いつもながらごく小さな手掛かりから事件を解決へと導く彼らの仕事には感心してしまう。読み始めたら早かったな。沖田と西川のやり取りをはじめ、読みどころてんこ盛りだ。今後の展開、追跡捜査係の存続がどうなっていくのかも含めて、シリーズ次作が既に楽しみである。読メ1,000冊カウントダウン、21。2026/01/20
nyanco
28
犯人どころか身元も判明していなかった5年前の事件。顔と手が潰された死体、乗り捨てられたレンタカーの運転手は失踪中。離任する前に未解決事件を何とかしたいという元担当刑事に心動かされたおじさん二人が奮闘。沖田と西川の二人もすっかりおじさんモード、高血圧がサブテーマになっていました。他府県に出張したりと結構予算潤沢な追跡捜査係、どうやら今後組織の新展開もあるよう。 気になることをひとつずつ潰し、思わぬところから手掛かりが見つかっていく様、いつもながら面白かったです。→続 2026/02/10




